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2. はじめに

この文書の最新版は、常に次の URL で見ることができます。

http://kipper.york.ac.uk/mouse.html

翻訳については、

日本語訳: http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/3-Button-Mouse.html
フランス語訳: http://www.freenix.fr/linux/HOWTO/mini/3-Button-Mouse.html

があります。これ以外にも翻訳があるかもしれないので、 詳細は、LDP のミラーサイトを確認してください。

通常 X ウィンドウのアプリケーションは、ユーザが 3 ボタンマウスを使用 するという前提のもとに作られています。また最近では、シリアルマウスが 非常に一般的で安価になってきています。ただ、そうした シリアルマウスの多くには、3 ボタンタイプであるにもかかわらず、 (2 ボタンモードの) Microsoft プロトコルを使うよう注意書が付されています。 理論的にはそのプロトコルが X ウィンドウの設定に最適なのだそうです。 (ちなみに、現在報告を受されている最も安いマウスの 値段は、$1.89 です。)

しかし、デュアル・プロトコル対応のマウスであれば、そのほとんどは、 次のふたつのモードのいずれでも動作が可能なはずです。

この文書では、そうしたマウスを、これらの異なるふたつのモードでどのよう に設定していけばよいかについて説明しています。特に、2 ボタンモードよりも 便利な 3 ボタンモードでの設定について詳しく説明します。

ディストリビューションでの設定が容易になってきているので、問題のいくつかは そのうち過去のものとなるでしょう。RedHat には mouseconfig という 設定プログラムがあります。ただ、RH5.0 の mouseconfig にはバグが あるので、パッチの確認が必要です。


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