includes-AML-interpreter ドライバを使っているなら、この項を読んでください。
最初にドライバが初期化を行っているか?/proc/sys/acpi エントリをチェックする ことで確認できます。
エントリがあれば、ドライバが BIOS のための ACPI テーブルを置いたか、 チップセットに基づき推測したのか? /var/log/messages 内に 'ACPI: support found' の メッセージが見えるかどうかで確認できます――このメッセージが見えれば、 ドライバは BIOS からテーブル情報を得ています。このメッセージが見えなくとも、 ドライバは初期化をし、(PIIX4 か VIA のためにあらかじめ定義された) チップセットに基づく情報を使っています。
テーブルを使用しているなら、何を見てるのか?
acpidmp DSDT | acpidisasm
と
acpidmp FACP | acpitbl
のコマンドを使い調査します。
電源ボタンを押すことが ACPI イベントとして登録されているか?チェックのために
cat /proc/sys/acpi/events
とし、監視してください――それからもう一つのウィンドウでパワーボタンを 押します。変更が見えましたか?0でない値ですか?代わりに /var/log/messages に 'ACPI: EC GPE' のようなエントリが見えますか?
これは、ちょっとした予備的なチェックリストです――十分理解することを提案 します。
no-AML-interpreter ドライバを使っているなら、この項を読んでください。
最初にドライバが初期化を行っているか?/proc/sys/acpi エントリをチェックする ことで確認できます。
エントリがあれば、ドライバが BIOS のための ACPI テーブルを置いたか、 チップセットに基づき推測したのか? ドライバの tables オプションを使い、ドライバが初期化 していることを見れば確認できます。
テーブルを使用しているなら、何を見てるのか?
acpidmp DSDT | acpidisasm
と
acpidmp FACP | acpitbl
のコマンドを使い調査します。
acpid が起動してるなら、それに質問してから、ホストを停止します。電源オフは 実際に動作しますか (またはコンソールに 'Power off' と表示しそのままですか)?
電源ボタンを押すことが ACPI イベントとして登録されているか?チェックのために
echo "0xffffffff" > /proc/sys/acpi/pm1_enable
echo 0xffffffff > /proc/sys/acpi/gpe_enable
とします。この時、一つのウィンドウで
cat /proc/sys/acpi/events
とし、監視してください――それからもう一つのウィンドウでパワーボタンを 押します。変更が見えましたか?0でない値ですか?
これは、ちょっとした予備的なチェックリストです――十分理解することを提案 します。
ACPI バグを報告するのであれば、どうか以下の情報を含んでください。
1) 使用しているシステムの情報 (マザーボード、チップセット、BIOS、システムベンダ) 2) カーネルログからの関連情報 dmesg | grep -iE 'version|acpi|apm|e820' > kernel.log とし、関連する行を得ます。 3) 実際に経験した問題の詳細と可能ならその再現方法 4) acpidmp の出力 acpidmp > acpidmp.log とし、入手します。acpidmp は pmtools パッケージの一部でセクション 2.3 で 説明しています。
no-AML-interpreter ドライバを使っているなら、
5) デバッグオプションを有効にした acpid の出力 acpid -d >& acpid.log とし入手します。acpid がクラッシュした場合に限り、上記に代えて acpid -dt >& acpid.log とし入手したフルデバッグトレースを送ってください。 注意してください。これは非常に大きくなります。
includes-AML-interpreter ドライバを使っているなら、
5) デバッグオプションを有効にした acpid の出力 acpid -d >& acpid.log とし入手します。
6) バグレポートとログファイルをまとめます。 tar cvf - bugreport.txt *.log | gzip -9 > bug.tar.gz とし、それら (添付ファイルを好みます) を <tt/andy_henroid@yahoo.com/ に メールします。 7) ACPI4Linux メーリングリスト (<tt/acpi@phobos.fs.tum.de/) にもバグレポートを 転送すべきです。ですが、ログファイルは送らないでください。これらはかなり 大きく、たくさんの人が MULTI-MEGABYTE MAILING LIST MESSAGES のために迷惑を 蒙ります。
コールのための追加情報は Documentation/pm.txt のファイルを参照してください。 これらのコールは、APM か ACPI のどちらか一方と一緒に動作します。 簡単に説明します。