先に説明したように、 RAID のインストールを完了させるのに、 わざわざ KDE / GNOME や他の X ウィンドウシステムを使わず、 単純な テキスト端末を使って下さい。
Cntrl-ALT-Fj を押せば、 ttyj に切り替わります。 ただし、j=1,2,..6。
ほんとうに KDE/GNOME、 あるいは他の X ウィンドウシステムをスタートさせる場合は、 tty7 で走らせて下さい。 Cntrl-ALT-F7 を押せば、そこにアクセス できます。
FastTrack RAID 用に、 Promise が提供している SCSI エミュレーションを使おうと決めているのなら、 バージョン 2.4.7-10 のカーネルを、 デフォルトで使わざるを得なくなることを覚えておいて下さい。 なぜなら、その他のソースコードは FastTrack では使えないからです。
RH 7.2 のインストール中は、 選ぶファイルタイプは ext3 とスワップファイルだけにしてください。
Promise の SCSI エミュレーションを止めて、Linux 本来の RAID を構築する場合、 d0 という名前のミラーか、 hde2、hdg3 等々という名前の個々のディスクか、 そのいずれかのハードディスクへのアクセスが許可されます。 これは非常に重要なことですが、 絶対に直接ハードディスクに対して、その名前でアクセスしてはいけません。 その代わりに、対応するミラーパーティションをアクセスして下さい。 例:/dev/hde3 や /dev/hdg3 の代わりに、 /dev/ataraid/d0p3 を使って下さい。