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1. 序章

この文書では CPU の設計と構成についての URL の分かりやすい一覧が紹介されています。 この情報を使えば、学生、企業、大学、起業家たちが、Linux や UNIX を走らせる事のできる 新しい CPU を作ることが可能です。

昔はチップベンダー達は同時に IP の開発者でもあり、EDA ツールの開発者でもありました。 最近ではそれぞれの分野に特化した専門の会社があります。それらは以下のようなものです。 組立、構成 (FAB) 業者 (TSMC http://www.tsmc.com)、 IP企業 (ARM http://www.arm.com, MIPS http://www.mips.com, Gray Research LLC http://cnets.sourceforge.net/grllc.html )、 そしてツール (EDA) ベンダ (Mentor http://www.mentor.com, Cadence http://www.cadence.com など)、 そして、これらを総合した企業 (Intel)。 あなたは IP を、ハードウェアという形で (Intel 等から) 購入することも、ツールという形で (EDA ベンダから)購入することもできますし、IP そのものを単品で (IP 企業から) 購入することもできます。

FPGA ベンダーのサイト (Xilinx http://www.xilinx.comや、 Altera http://www.altera.com)も見てください。 そこには独自のビジネスモデルを利用する機会があります。

VA Linux systems http://www.valinux.comは完全なシステムを構築しており、おそらく将来 Linux のための CPU を設計するでしょう。

以下の CPU 設計に関するサイトも見てください。

(訳注:FPGA...Field Programmable Gate Array の略。プログラム可能なプロセッサの事。ASIC...Application Specific Integrated Circuit の略。特定の用途の為に設計された専用のカスタム IC の事。)
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