配布されている翻訳は CVS リポジトリに項目ごとにおさめられたファイルから 機械的に生成されています。同時に Configure.help 翻訳状況 も、これらのファイルを元に自動生成されています。
ここに v0, v1, v2, v3 の四つの Configure.help があるとします。 v0 は翻訳が全て終わっているものです。
v0 | v1 | v2 | v3 | reservation | |
CONFIG_FXIMA1 | T | - | - | - | |
CONFIG_FXIMA2 | T | - | * | * | 徳川 |
CONFIG_FXIMA3 | T | * | x | x | (nobody) |
CONFIG_FXIMA4 | T | * | T | - | (nobody) |
CONFIG_FXIMA5 | T | * | x | T | (nobody) |
CONFIG_FXIMA6 | T | T | - | - | |
CONFIG_FXIMA7 | N | x | (nobody) | ||
CONFIG_FXIMA8 | N | T | - | (nobody) | |
CONFIG_FXIMA9 | T | - | - |
凡例
N | 新規に追加された項目(未翻訳) |
* | 原文の内容に更新があった項目(未翻訳) |
x | 以前のバージョンに存在した原文の更新にまだ追従していない項目(未翻訳) |
T | そのバージョンの原文に同期して翻訳が完了した項目 |
- | 内容に変更がないため、事実上 翻訳が完了している項目 |
結論を言えば「- または T マークの部分は作業が完了している」 ということです。 予約を入れる場合は「* と N が作業の対象である」と考えてください。 X マークは * と N に対してきちんと作業が行われれば、 自動的に解除されて - になります。
CONFIG_FXIMA1 は、各バージョンを通じて変更がなく、 元の翻訳がそのまま生かせることを示しています。 一方、CONFIG_FXIMA2 は、この v2 と v3 で それぞれ別個に内容の変更があったようです。 この場合は、前の翻訳を元にして、 翻訳もそれぞれ更新する必要があることを意味しています。
CONFIG_FXIMA3 は、v1 の時点ですでに内容が変更されており、 それが翻訳に反映されないままになっています。 v1-3 の間では変更がないことを意味しています。
こういう場合、理想的には v1 の翻訳を格納するべきです。 そうすれば、それ以降のバージョンにも自動的に反映されます。 たとえば、CONFIG_FXIMA4 は、v2 の段階で翻訳が行われています。 CONFIG_FXIMA5 も同様ですが、翻訳が更新されたのは、 今回の v3 の段階です。 この二つの例は、v1 に対する翻訳を格納するべきだったと言えるでしょう。 前のバージョンの翻訳集も作成できるようになるからです。 これに注意して作業したものが CONFIG_FXIMA6 です。
CONFIG_FXIMA7 は、v2 の段階で新たに追加された項目であり、 かつ、未翻訳です。これに対する作業を行うには、 できれば v3 ではなく、v2 に翻訳を格納すると良いでしょう。 (理由は前に説明した通りです) したがって、CONFIG_FXIMA8 みたいなのはお勧めできません。 v1 に対して作業を行うと CONFIG_FXIMA9 のようになります。
各レコードの最後の field に、 人名か (nobody) という文字列が付加されている場合は、 その項目の翻訳予約状況を示しています。 この例では CONFIG_FXIMA2 は徳川さんによって予約されています。 CONFIG_FXIMA3 と CONFIG_FXIMA7 は作業が必要ですが、まだ予約されていません。