12. システムの再起動と LILO 設定ファイルの修正

システムを再起動します。もしなにか問題が起きたら先ほど作ったブートディスクを使用します。 このとき BIOS の起動順序を A:、 C: に変更 する必要があるかも知れません。

再度 LILO(/sbin/lilo) を実行する時のために /etc/lilo.conf を修正しておきます。 どのようにするかの一例です -
boot=/dev/hda                 # 1 つ目のハードディスクに LILO をインストールする。
                              #
map=/boot/map                 # マップファイルの場所
install=/boot/boot.b          # このファイルから(LILO ブートレコードを)
                              # ブートセクタへコピーする。
prompt                        # "LILO boot:"プロンプトの表示
                              #
timeout=50                    # デフォルトで 5 秒後に起動させる。
                              # (単位は 1/10 秒)
                              #
image=/boot/vmlinuz           # Linux カーネルの場所を示す。
                              # 実際の名称は次のようにバージョンナンバーが
                              # 入っている。
                              # "vmlinuz-2.0.35"
    label=linux               # 起動するシステムを識別するラベル
    root=/dev/hda1            # 新しい HD のルートパーティションの場所
                              # これは新しいシステムに合うように修正する。
                              #
    read-only                 # 読み出し専用でまずマウントしファイルシステムの
                              # チェックをする。

Slackware の場合. image=/vmlinuz を使います。