この文書は、家庭内や小さな事務所内のコンピュータネットワークの インターネットゲートウェイとしてRed Hat 6.Xを設定するための、簡潔な手順書 です。特別なケースは考慮していませんし、使用するネットワークアドレスについて いくつか仮定しています。もっとも重要な仮定を以下に示します。
root
でログインでき、LinuxのCD-ROMからRPMパッケージをインストールできるもし以上の仮定のいずれかに合わないのならば、おそらくこの文書はあなた向き ではありません。
インストールの際に特別なことをする必要はありません。あなたの好みに合わせて インストールしてください。この文書は、ネットワーク構築に必要なものを最初から すべてインストールする方法を示します。つまり、インストール中の特別な設定や 特別なソフトウェアのインストールを前提としていません。動作を確実にし、 設定情報がどのファイルにあるか混乱するのを防ぐため、システム設定ファイルを 直接編集します。Red Hatが提供するGUI設定ツールは使用しません。すこし 難しくなるかもしれませんが、逆に、他のディストリビューションや、異なる状況でも あなたの知識を生かせるようになるでしょう(Xが動かない場合や、モニターのない サーバなどです)。
この文書の最新版は常時、HTML形式ならば http://www.coastnet.com/~pramsey/linux/homenet.htmlで、 SGML形式ならば http://www.coastnet.com/~pramsey/linux/homenet.sgmlで、それぞれ得ることが できるはずです(訳注: 日本語訳は http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Home-Network-mini-HOWTO.htmlで入手できます)。
日本語翻訳版の更新履歴は以下の通りです。
- 2000年7月30日:原文の2000年1月22日版を元に翻訳。 翻訳について、以下の方にコメントを頂きました(順不同、敬称略)。ありがとうございました。
- 武井 伸光
- 加茂 智之
- Masaharu Goto
- 森本 淳
- konkiti
- Hiro YAMAZAKI, Ph.D
- 菊谷 誠
- 山下 義之
- 佐野 武俊
- 羽根 秀也
- 2000年10月30日:原文の2000年6月22日版を元に翻訳。 翻訳について、以下の方にコメントを頂きました(順不同、敬称略)。ありがとうございました。
- 武井 伸光
- MIZUHARA Bun
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