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1. イントロダクション

Low-Bandwidth X (LBX)は高速LANを使っていない、あるいはアプリケーション を起動しているシステムから2台以下のマシンを経由(hop)して使える場所にいる人 ばかりではないというような現状に対処しようとするものです。

Xプロトコルは非常に膨大なトラフィックをつくり出すことがあります。特に新 しいウィンドウを開くといった簡単なことでもトラフィックの量はかなりあり ます。28.8モデム(あるいはそれ以上)のダイアルインモデムでXを使おうとした ユーザーならわかるように、Xセッションの確立には非常に時間がかかります。

LBXは基本的に2つのシステム間でやりとりされるXアプリケーションのトラフィック 量を最小化するように設計された圧縮およびキャッシングの機能を持っています。


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