本パッケージの詳細は 6.7.2. 「Linux API ヘッダの構成」 を参照してください。
Linux API ヘッダは Glibc が利用するカーネル API を提供します。
Linux カーネルはアプリケーションプログラミングインターフェース (Application Programming Interface) を、システムの C ライブラリ (LFS の場合 Glibc) に対して提供する必要があります。 これを行うには Linux カーネルのソースに含まれる、さまざまな C ヘッダファイルを「健全化 (sanitizing)」して利用します。
これより前に一度処理を行っていたとしても、不適切なファイルや誤った依存関係を残さないように、以下を処理します。
make mrproper
そしてユーザーが利用するカーネルヘッダファイルをテストし、ソースから抽出します。 それらはいったん中間的なローカルディレクトリに置かれ、必要な場所にコピーされます。 ターゲットディレクトリに既にあるファイルは削除されてからソースからの抽出処理が行われます。
make headers_check make INSTALL_HDR_PATH=dest headers_install cp -rv dest/include/* /tools/include
本パッケージの詳細は 6.7.2. 「Linux API ヘッダの構成」 を参照してください。