6.24. M4-1.4.13

M4 パッケージはマクロプロセッサを提供します。

概算ビルド時間: 0.4 SBU テストスイート込み
必要ディスク容量: 14.2 MB

6.24.1. M4 のインストール

M4 をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr

パッケージをコンパイルします。

make

コンパイル結果をテストするために以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

6.24.2. M4 の構成

インストールプログラム: m4

概略説明

m4

指定されたファイル内のマクロ定義を展開して、そのコピーを生成します。 マクロ定義には埋め込み (built-in) マクロとユーザー定義マクロがあり、いくらでも引数を定義することができます。 マクロ定義の展開だけでなく m4 には以下のような埋め込み関数があります。 指定ファイルの読み込み、Unix コマンド実行、整数演算処理、テキスト操作、再帰処理などです。 m4 プログラムはコンパイラのフロントエンドとして利用することができ、それ自体でマクロプロセッサとして用いることもできます。