7.2. LFS-ブートスクリプト-20100124

LFS-ブートスクリプトパッケージは LFS システムの起動、終了時に利用するスクリプトを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 704 KB

7.2.1. LFS ブートスクリプトのインストール

パッケージをインストールします。

make install

7.2.2. LFS ブートスクリプトの構成

インストールスクリプト: checkfs, cleanfs, console, consolelog, functions, halt, ifdown, ifup, localnet, modules, mountfs, mountkernfs, network, rc, reboot, sendsignals, setclock, static, swap, sysctl, sysklogd, template, udev, udev_retry

概略説明

checkfs

ファイルシステムがマウントされる前にその整合性をチェックします。 (ただしジャーナルファイルシステムとネットワークベースのファイルシステムは除きます。)

cleanfs

リブートの際に不要となるファイルを削除します。 例えば /var/run/ ディレクトリや /var/lock/ ディレクトリの配下にあるファイルです。 /var/run/utmp ファイルは再生成されます。 また /etc/nologin/fastboot/forcefsck がおそらく存在しており、これらは削除されます。

console

必要となるキーボードレイアウトに対しての正しいキーマップテーブルをロードします。 同時にスクリーンフォントもセットします。

consolelog

カーネルのログレベルを設定して、コンソールに出力されるメッセージを制御します。

functions

共通的な関数を提供します。 例えばエラーやステータスのチェックなどであり、これはブートスクリプトの多くが利用します。

halt

システムを停止します。

ifdown

ネットワークデバイスを停止するネットワークスクリプトをサポートします。

ifup

ネットワークデバイスを起動するネットワークスクリプトをサポートします。

localnet

システムのホスト名とローカルループバックデバイスを設定します。

modules

/etc/sysconfig/modules にて一覧設定されているカーネルモジュールをロードします。 その際には引数が指定され利用されます。

mountfs

ファイルシステムをすべてマウントします。 ただし noauto が設定されているものやネットワークベースのファイルシステムは除きます。

mountkernfs

仮想カーネルファイルシステムをマウントします。 例えば proc などです。

network

ネットワークカードなどのネットワークインターフェースを設定します。 そして (可能であれば) デフォルトゲートウェイを設定します。

rc

ランレベルを制御するマスタースクリプト。 他のブートスクリプトを一つずつ実行します。 その際には実行されるシンボリックの名前によって実行順序を決定します。

reboot

システムを再起動します。

sendsignals

システムが再起動または停止する前に、プロセスすべてが停止していることを確認します。

setclock

ハードウェアクロックが UTC 時刻に設定されていなければ、カーネルクロックをローカル時刻としてリセットします。

static

ネットワークインターフェースに対して固定 IP (Internet Protocol) アドレスを割り当てるために必要となる機能を提供します。

swap

スワップファイルやスワップパーティションを有効または無効にします。

sysctl

/etc/sysctl.conf ファイルが存在している場合、実行中のカーネルに対してシステム設定値をロードします。

sysklogd

システムログデーモンおよびカーネルログデーモンの起動と停止を行います。

template

他のデーモン用としてブートスクリプトを生成するためのテンプレート。

udev

/dev ディレクトリを準備して Udev を起動します。

udev_retry

Udev の uevent が失敗した場合にこれを再実行します。 そして必要に応じて、生成されたルールファイルを /dev/.udev から /etc/udev/rules.d へコピーします。