4.3. LIDS フリーセッションとは何? どうやって作ればいいの?

LIDS フリーセッション (LFS) は LIDS からの制限を受けない端末セッションです。このオプションがあるため、非 LIDS のカーネルで再起動せずにシステムを管理することができます。これを機能させるには、LIDS で拡張したカーネルをコンパイルする時に、このオプションを選択している必要があります −
  [*] Allow switching LIDS protections
LFS を作るには、プロンプトでこのように入力します −
bash# lidsadm -S -- -LIDS
すると、LIDS パスワードを訊ねられます。この端末は、もう LIDS から独立しています。以下の操作をするまでは、LIDS から独立したままです −

一度にアクティブにできる LFS は 1 つだけです。別の端末に入っても lidsadm -S -- -LIDS は無効にならないとはいえ、LFS はただ 1 つしか持てません。