私は、確認できる形で、別のハードウェアプラットフォームで成功したという話は聞いていません。もし LIDS を別のアーキテクチャで動作させたなら、是非みんなにその努力を知らせるようにしましょう。
更新: Johannes Helje はLIDS を SUN IPX のペアにインストールすることに成功しました。彼は、2.2.18 カーネルで Debian を使っています。
更新: Joseph P. Garcia ( jpgarcia@execpc.com) は LIDS を PowerPC ベースのPowerBook G3 にインストールしようとしましたが、うまくいきませんでした。ここに、問題の詳細を彼のメールから引用します −
私は、30ヶ月前の PowerPC ベース の Macintosh PowerBook G3 (知る人ぞ知る「旧時代」の powermac) で LIDS を試そうとしています。 起動には BootX ブートローダを使い、LinuxPPC 2000 Q4 をベースにした Linux で カーネル 2.4.7pre3 と glibc2.2.3、gcc2.95.4 を使っています。 LIDS を自分のシステムで使うという私の目論見は、ほとんど報われていません。 パッチを適用して、設定で LIDS を無効にしていればカーネルはちゃんと動きます。 わずかでも LIDS を有効にすると、CONFIG_LIDS と security=0 だけでさえ、 私のカーネルは起動しません。通常のルーチンは、BootX が MacOS をクリアし、 ハードウェアをセットアップ (ハードディスクをスピンダウンするとか) し、 カーネルが画面をクリアして 'BootX text' で簡単な設定を表示し、それから フレームバッファコンソールへの出力とともに起動する、というものです。 LIDS を有効にすると、カーネルは画面のクリアさえ行いません。 これを行うコードを眺めてみましたが、理解の及ぶ範囲では、メモリに 書き込みしているだけです。これがどれほど核心に近いかはわかりません。 私の知る限り、LIDS はずっと後になるまでアクティブにはならないはずです。 ですから、これは LIDS が行う、私には理解できない基本的なコード変更か、 カーネルが私のシステム上で起動するのを妨げる機能かによって起きている のでしょう。 現時点において、PowerPC 上で LIDS を動かそうとしているという話を私は 知りません。誰かが、ますます広がりつつある PowerPC アーキテクチャ用に LIDS をサポートせねばならないかも知れないなら、その構想や修正をテストする時間があれば、喜んでさし出すつもりです。 現状では、これを書いた後で、BootX の text オプションを無効にしてみて、 何がおきるか見てみようと思っています。添付したのは、この修正を行う前の カーネルコンフィグ (bz2) です。 日頃のご厚情に感謝します。 |
更新: Joseph P. Garcia は、 PowerPC 上で LIDS を動かす事に成功しました。彼は カーネル設定の中で、 LIDS が管理する object を 1024 から 512 に減らしたそうです。