SNAT を行う場合、SNAT されたパケットの宛先になるどのマシンも、 そのリプライを NAT ボックスにちゃんと送り返すようにしたいはずです。 例えば、特定の送信パケットに対して、送信元アドレスを 1.2.3.4 にマッピングする設定を行う場合は、NAT ボックスの外側にあるルータが、 リプライ・パケット(宛先が 1.2.3.4)を、この NAT ボックスに送り返すようにしなくてはなりません。 これは以下のような方法で実現されます:
# ip address add 1.2.3.99 dev eth0