2つのテスト方法があります。
$ oms Opened audio device "/dev/dsp" Using MMX for IDCT transform Using MMX for motion compensation LOG_ERROR video_out_x11.c:_x11_setup#289 Xvideo image format: 0x32595559 (YUY2) packed LOG_ERROR video_out_x11.c:_x11_setup#289 Xvideo image format: 0x32315659 (YV12) planar LOG_INFO video_out_x11.c:_x11_setup#301 using Xvideo port 38 for hw scaling
Xvideo extension をロードすると思われるいくつかのビデオカードがあります が、まだサポートされていません。oms の出力で何も示されないなら、Xvideo が本当にロードされているかどうかを見るために次のようにしてみてください。 grep Xvideo /var/log/XFree86.0.log これで、 Xvideo について何もないなら、お使いのカードのチップセットは、ま だサポートされていないのでしょう。しかし、ATI のチップセットは、公式には サポートされていませんが、パッチがあり、ネット上で援助が得られるでしょう。
訳注:原文では、Xvideo extension と書かれていますが、 XVideo でも 試してみてください。訳者のログでは次のような行が見つかります。
grep XVideo XFree86.0.log で、次のような行が見つかります。
(II) Loading extension XVideoまた、 XFree86 X Video Extension (Xv) についての詳細は次のところを 見てください(XFree86[tm] 4.0.2 の文書です)。 The XFree86 X Video Extension
http://linuxvideo.org の gatos セクションから利用できる ati_xv という名 前のドライバがあります。ati_xv は少なくともXFree86 (4.0.1)の ati_drv.o ドライバを置き換えます。 XFree86 4.0.1 のソースが必要になりますが、入手 してインストールする価値はあるでしょう。
oms の画面を開き、config ファイルを検討してください。まずビデオ出力部分 を見てください。現在のところ、OMS は利用できるドライバをディスプレイで使 います。お使いのドライバが無効になっていると、(少なくとも)x11 ドライバを 組み込めません。null が表示された出力ドライバだけになっているなら、 /.oms/config で output_video_plugin を見てください。リストにないものが plugin に設定されていると、output video plugin がインストールされないの で、oms はクラッシュします(segfault)。x11 に設定されていてもクラッシュす るなら、この HowTo にある ''OMS をコンパイルするために準備すること''の項 目を見てください。
Gdk-CRITICAL **: file gdkwindow.c: line 1390 (gdk_window_get_size): assertion `window != NULL' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkpixmap.c: line 63 (gdk_pixmap_new): assertion `(width != 0) && (height != 0)' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkdraw.c: line 379 (gdk_draw_pixmap): assertion `drawable != NULL' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkwindow.c: line 1390 (gdk_window_get_size): assertion `window != NULL' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkdraw.c: line 379 (gdk_draw_pixmap): assertion `drawable != NULL' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkwindow.c: line 1390 (gdk_window_get_size): assertion `window != NULL' failed. Gdk-CRITICAL **: file gdkdraw.c: line 379 (gdk_draw_pixmap): assertion `drawable != NULL' failed.
これらは oms config(通常は、 $HOME/.oms/config におきます)ファイルがちゃ んと設定されていないのが原因です。skin がうまくいっていません。初回は config.sample をconfig という名前で、 $HOME/.oms/config に置くか、それを 自分で編集して使うことができます。このようなエラーは skin を選択していな いのが原因です。config file に skin=some 、あるいは、skin=deepspace を宣 言する行を書かなければいけません。これを修正すれば、oms は動くはずです。
これらのエラーは通常 oms 内での不完全な依存関係に原因がある、あるいは、 古いコンパイラーを使うと起こります。エラーが __*sdl* のようなものなら、 oms が選択的に望むものよりも古いバージョンの場合に起こります。
現在のところ、OMS はまだ初期の開発段階にあります。日々、コードが変わりま す。OMS の仕様の変更の速さや互換性のため、RPM や .DEB 類や、どんなバイナ リパッケージもまだありません。
訳注:開発版のバイナリーパッケージはすでに存在しますので、
最新情報を確認してください。
Oms How To
お好みのテキストエディタ(たとえば、pico、 vi、 joe、 Code Commander など) で、oms のディレクトリにある設定ファイルを開きます(configure という名前 のファイル)。サーチオプションを使って、-Werror を探します。行(たぶん1箇 所あるはずです)から -Werror を削除し、通常の ./configure --prefix=/usr のように、 再度 configure を行います。この作業で、すべての makefile から 全部の -Werror を取り除き、warning が出ても OMS をコンパイルできるように します。Warning の類は何も害はありませんが、開発者はチェックできるので Warning の類が出るのを歓迎しています。
日本語訳の文書作成にあたり、校正をして頂いた方々のリストです。 ありがとうございました。