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Linux Parallel Processing HOWTO

Hank Dietz, pplinux@ecn.purdue.edu

v980105, 5 January 1998

高橋 聡 hisai@din.or.jp

2001/5/15
並列処理とはプログラムの実行速度を上げる考えの 1 つを指し、 プログラムを同時に実行可能な複数の部分に分け、それぞれをプロセッサ上 で動かします。プログラムを N 個のプロセッサに分けて実行すれば、 1 つのプロセッサで動かすのに比べて N 倍速く実行できると考え られます。このドキュメントでは、基本的な 4 つの並列処理の方法を検討します。 いずれも Linux ユーザが利用できる方法で、SMP Linux システム、ネット ワークでつながっている Linux システムでクラスタを組む、マルチメディア 命令(すなわち、MMX)を使った並列処理、そして Linux システムに(独立して) 搭載されている付加プロセッサを利用するというのがそれに当たります。

1. はじめに

2. SMP Linux

3. Linux システムでクラスタを組む

4. SIMD Within A Register(例えば MMX を利用)

5. Linux に搭載されている付加プロセッサ

6. 一般的な興味として

7. 日本語版謝辞


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