quotacheck は、あるファイルシステムのディスク利用状況を スキャンし、quota 記録ファイルである quota.user を最新の 状態に更新する際に使用します。システム起動時に quotacheck を走らせるか、cron ジョブとして定期的に実行する (例えば、毎週とか) ことを おすすめします。
repquota は、あるファイルシステムに関する quota 情報を 集計表示するものです。以下は、repquota のサンプル出力です。
# repquota -a Block limits File limits User used soft hard grace used soft hard grace root -- 175419 0 0 14679 0 0 bin -- 18000 0 0 735 0 0 uucp -- 729 0 0 23 0 0 man -- 57 0 0 10 0 0 user1 -- 13046 15360 19200 806 1500 2250 user2 -- 2838 5120 6400 377 1000 1500 |
quotaon は、quota 機能をオンにするもので、quotaoff はそれをオフにするものです。実際には、両方のコマンドファイルは非常 に似通っています。これらは、システムの起動時と終了時に実行されます。