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8. RCSとemacs(1)バージョンコントロール

[訳注:Cソースを書いたりHTMLを編集したりすることの多いなかで muleと使うと便利です]

emacs(1)のバージョンコントロール機能はRCSのフロントエンドとして 使えます。この情報はLinux配布パッケージで提供されているGNU Emacs バージョン 19.34で確認しています。RCSで登録されているファイルをemacs(1)で編集 する時はvc-toggle-read-onlyコマンド(デフォルトでC-x C-qに バインドされています)を使います。 EmacsはRCSログにログメッセージをタイプするバッファを開きます。ログエントリ の入力を終了する時はC-c C-cとして下さい。チェックイン処理で 入力、続行を終了します。

RCSで厳密なファイルロックを選択した時はemacs(1)によって編集される ファイルを再ロックしなければなりません。バッファメニューモードの %コマンドでEmacsのバージョンコントロールでファイルをチェック アウトすることができます。 より詳しいことはGNU EmacsマニュアルとEmacs infoページを参照して下さい。

[訳注:RCSで管理されているSGMLファイルをmuleで開くと mule画面のメジャーモードSGML、マイナーモードRCS:1.0になっている と思います(これが出ない時はカレントでRCSディレクトリを作っていなく まだRCSで管理されていません)。


-かんなE.:--%%-Mule: Coffee.sgml        (SGML RCS:1.0)--L1--Top---------

これがRCSモードです。C-x C-qでチェックイン、チェックアウト を切替えられます(ミニバッファの辺りで交互に%%-- あるいは**が切り替わっています)。 変更後はC-c C-cでライトプロテクトしておきます。]

[ 日本語訳:伊佐冶 哲, isaji@mxu.meshnet.or.jp

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