Bach, Maurice J.; Prentice-Hall; ISBN 0-13-201799-7; 470pp.; $60 (USA).
(訳注)
http://www.prenhall.com/books/ptr_0132017997.html を参照してください。
o リーヌス (Linus Tovalds)が Linux を始めるきっかけとなった本です。
Tanenbaum, Andrew S.; Prentice-Hall; 1987.
(訳注)
http://www.prenhall.com/books/esm_0136386776.html を参照してください。(但し、 1997 年の第二版です)
アラン・コックス (Alan Cox) 氏: (Linux カーネル開発グループの中心人物の一人)のお気に入りの書籍です。 タネンバウム教授 (Tanenbaum, Andrew S) が Minix オペレーティングシステムを設計し、この Minix システムからリーヌスは Linux を組み上げました。
Remy Card, Eric Dumas, Franck Mevel; John Wiley and Sons; 1998; ISBN 0-471-98141-9. $100 (AUS).
(同じ著者によるフランス語版の "a Programmtion Linux2.0」1997;/ditions Eyrolles; Paris, France" を翻訳したものです)
非常に興味深い、有用な説明がカーネルについてなされており、 POSIX インターフェースと上述の "The Design of the Unix Operating System" と、 Linux のソース・コードとの間の溝を埋めてくれるものです。
Unix の設計と操作についてきちんと理解していることが前提ですが、概論的な理解のレベルを超えて実務へと向かう際にはとても重宝します。
中心的な著者が ext2 ファイル・システムの開発コアメンバーの一人なので、このファイル・システムの記載はしっかりしています。説明も明解で本の構成もわかりやすくなっています。 このような低いレベルにおいて、カーネルでは一体何が行われているのかについて、驚く程、読みやすく書かれています。 この書籍はフランス語から英語への翻訳の際にやや問題が生じているようで、 -- 多くのミススペルと文法的な誤りはありますが、別に読むのになんら支障はありません。(プログラム・コード事例のファイル名は、お茶目なことに、フランス語で命名されたままです) なお、ネットワーク・プロトコルの実装については取り上げていません。 Linux2.0.35 カーネルを追って行き、カーネル 2.1 と 2.2 についての見通しを立てています。
Johnson, Michael K.
Web 上から以下の URL で読む事ができます。
Linux Documentation Project ページか、直接
http://www.redhat.com:8080/HyperNews/get/khg.html を参照してください。
(訳注)残念ながら、このリンクはアクセス不可の模様です。
http://www.redhat.com/mirrors/LDP/LDP/khg/HyperNews/get/khg.html を参照してください。但し、現在は運用が中止されており、これまでのアーカイブが読めるだけとなっています。
Beck, Michael & Bohme, Harold & Mirko, Dziadzka & Kunitz, Ulrich &
Magnus, Robert & Verworner, Dick; Addison Wesley; 1998;
ISBN:0-201-33143-8; 480.
http://www.awl-he.com/titles/11653.html を参照してください。
Linux カーネルのプログラミングへのガイドブックです;バージョン 2.0 カーネルを取り上げています。
McKusick, Marshall Kirk, Bostic, Keith, Karels, Michael J., and
Quarterman, John S.; Addison-Wesley; 1996; ISBN 0-201-54979-4;
608pp.
http://www.awl-he.com/titles/13693.html を参照してください。
Linux の設計 (殊にソケットとネットワーキング) に影響を与えた 4.3 BSD のカーネル実装についての決定版の跡を継ぐものです。この書籍は 4.4BSD ベースの BSD/OS、FreeBSD、NetBSD を取り上げています。
Dr. Dobb's Journal; Jan 1991-July 1992.