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8. リモートウィンドウマネージャの実行

ウィンドウマネージャ (twmwmakerfvwm95 のような) は 他のアプリケーションと同様に扱えます。普通の手順で動かせます。

ほとんどの場合うまくいきます。最高で一つのウィンドウマネージャをいつでも ディスプレイで実行できます。すでにローカルウィンドウマネージャが実行され ているのなら、リモートウィンドウマネージャを起動することは できません (それは不平を言い終了するでしょう)。最初に ローカルウィンドウマネージャを kill(または単に quit) しなければなりません。

残念ながら、多くの X セッションスクリプトはこの1行で終わります。

exec window-manager-of-choice

そして、これは (ローカルの)ウィンドウマネージャが終了した時に、 セッションが終了することを意味します。 X システム (xdm か xinit) にセッションが終了したとみなされると、 実際にはログアウトさせられてしまいます。

いくつか特別なことを行わなければなりませんが、実行は可能でそんなに 難しくありません。あなたが欲するとおりに、セッションスクリプト (普通は ~/.xsession~/.xinitrc) をちょっと いじるだけです。

多くの場合、ウィンドウマネージャは新しいプログラムの実行方法を提供しますが、 それで実行したプログラムはローカルマシン上で実行されることに注意してください。 ここで言うローカルとはウィンドウマネージャが起動しているマシンを指します。 リモートでウィンドウマネージャを実行した場合は、リモートのアプリケーションが 起動されます。これはあなたの希望とは異なるかもしれません。もちろん、リモートで 起動したプログムは、依然として手元のディスプレイに表示を行います。


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