インストールする時には、セキュリティに必須の前提がなんであっても、それが 正しいかどうか必ずチェックしてください。 ライブラリのルーチンには、あるプラットフォームで安全ではないものがあります。 この点については、Section 7.1 の議論を見てください。 複数のプラットフォームでアプリケーションが動作するのがわかっているなら、 プラットフォーム特有の属性をチェックする必要はありません。しかし、複数の プラットフォームのどれか 1 つにだけプログラムをインストールするなら、必ず チェックする必要があります。 さもなければ、プログラムをインストールするのにマニュアルで無効にする必要が あるはずです。なぜなら、インストールした結果が安全かどうかがわからないから です。
設定はインストール後の設定も含めて、できるだけ簡単明瞭にできるようにして ください。 できるだけ「安全な」方法を使うようにしてください。さもないと、ユーザの 多くは、リスクを理解せずに安全でない手段を選んでしまうでしょう。 Linux では linuxconf のような便利なツールがあり、ユーザが既存の構成を利用して 簡単にシステムを設定できます。
設定用言語があるなら、ユーザが特別に許可しない限りデフォルトではアクセスを 拒否してください。 サンプルの設定ファイルには、解りやすいコメントをたくさん入れてください。 それがあれば、管理者は設定が何であるのか理解します。