3. 保護されていない X ウィンドウ

X サーバと X クライアント間の通信の例をいくつか示します。

サーバにアクセスできるクライアントというのは、潜在的に、そのサーバ 上で行われている X 通信のすべてにアクセスし、それを変更する能力を 持っているといえます。つまり、以下の事柄が可能かもしれません。

はっきり言って、X サーバは本質的に危険なのです。なお一層悪いことに、 多くのサーバは、初期設定だと、どこからでもアクセス可能な状態で出荷 されているのです。