以下の手順は 1.2 カーネルに Token Ring サポートのパッチを入れるた めのものです。もし、2.0 カーネルを使用しているのであれば、現在の ソースをコンパイルして、token ring support の欄に ``yes'' または ``module'' とするだけで OK です。 [訳注: カーネルコンパイルの詳細に関しては、Kernel HOWTO 等を参照 してください。]
cd /usr/src
tar cvzhf linuxbak.tar.gz linux
cd /usr/src/patches/token
gzip -d TokenRing.patch-1.2.0.gz
cd /usr/src/linux
patch -p1 < /usr/src/patches/token/TokenRing.patch-1.2.0
-または-
patch -p1 < <directory-of-patchfile>/TokenRing.patch-1.2.0
find . -name \*.rej -print
find . -name \*.orig -print | xargs rm
もしスワップファイルを設定している場合、アクティブになっているこ とを確認してください。
cd /usr/src/linux
make config
(パッチが config.in ファイルに2行つけ加えことによって、以下のオプション
が現れるようになるはずです)
Token Ring support (CONFIG_TR) [y]
(そしてリストのずっと下の方を見ていくと、次の選択肢があります)
IBM Tropic chipset based adaptor support (CONFIG_IBMTR) [y]
make dep
make clean
make zImage
/usr/src/linux/arch/i386/boot/zImage を /vmlinuz にコピーして、 /etc/lilo.conf を書き換えて、そのカーネルがブートするようにしてや るという手順になります。
ここで、プロンプトから ``lilo'' を実行してください。
これで、あとはシステムをリブートすれば Token Ring カードが使用可能に なっているはずです。その他の特別な設定情報に関しては、ディストリビュ ーションに固有の情報の項を参照してください。