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1. まえがき

この文書の目的は、Ultra-ATA, Ultra33 とも呼ばれる Ultra-DMA 対応のハードディスクドライブおよびコントローラを Linux 上で使うための方法を説明することです。 特に意識しなくてもこれらのデバイスは動いてしまうケースもあります。 しかし、その場合も少し手を加えることで、より一層性能を上げることが可能です。 また、場合によっては、ハードディスクにアクセスできるようにするだけでも 途方も無く長い道のりになってしまうこともあるのです。

1.1 免責事項

この文書に書かれている情報は (私の知る限りにおいて) 正確で、 きちんと動作するはずです。しかし、綴りのまちがいもあるかも知れませんし、 文書の転送中に謎のエラーが起きてしまうかも知れません。 また、あなたのシステム上に互換性の問題がある可能性もあります。 これらの理由から、ここに書かれた方法ではうまく動作しないかもしれません。 そういうわけですので、ハードディスクをいじり始める前に、大事なデータは 必ずバックアップをとっておいてください。 もしまだバックアップをとる習慣がないのでしたら、 これからはとるようにしましょう。あなた自身のためです。

1.2 クレジット

Brion Vibber ( brion@pobox.com) - この文書を書きました。

Gadi Oxman ( gadio@netvision.net.il) - Promise 用 Ultra33 パッチと設定に必要な値を読み出す方法を 見つけてくれました。

John G. ( prefect@ipass.net) - VIA VP2 用パッチと情報を提供してくれました。

Giovanni ( giovanni@sudfr.com) - UDMAを有効にする VIA 関連のパッチと情報を提供してくれました。

Martin Gaitan - Promise で ide0/ide1 に設定するやり方を教えてくれました。

Norman Jacobowitz - Bugged me to add info on the VP3 - VP3 の情報を付け加えるように忠告してくれました。

Andre Balsa ( andrebalsa@altern.org) - いくつかの一般的な UDMA に関する情報と Intel TX, SiS, VP1 用の 汎用の UDMA 用パッチを作成してくれました。

Masayoshi Nakano - 日本語に翻訳しました。

Maxime Baudin - フランス語に翻訳しました。

1.3 文書の履歴

v1.45, 6 July 1998: 若干のアップデート。 Promise Ultra33 のための Red Hat 5.1 と 2.0.34 カーネル用パッチに関する情報の追加。

v1.41, 3 May 1998: タイプミスの修正、翻訳者をクレジットに追加。

v1.4, 28 April 1998: UDMA用汎用パッチ、その他一般的な情報、 著作権についての章を追加。

v1.3, 5 March 1998: VIA VP3 の情報を追加、パッチの当て方の説明を改善、 Promise 用パッチの場所を最新のものに変更。

v1.2, 27 January 1998: Promise に関する情報の追加。

v1.1, 21 January 1998: VIA チップセットに関する新しい情報の追加、 Promise Ultra 33 を使わないインストール方法を追加、バスマスタと UDMA 転送モードを有効にするための情報の追加。

v1.0, 19 January 1998: SGML フォーマットで仕上げた最初のバージョン。

1.4 著作権について

(訳注: この章は原文を併記します。内容については原文が優先されます)

This document may be freely copied and distributed for informational purposes. It may not be modified, except for reformatting, without the permission of the author. If you wish to translate this document into another language you may do so, however you should contact the author first so that updated versions of this document can be sent out to translators as well as directly to the Linux Documentation Project.

情報を提供するという目的で使用される限り、この文書を自由に複製し、 配布して頂いてかまいません。 フォーマットを変換することも問題ありませんが、 著者の承諾無しに内容を書き換えることはしないでください。 もし他の言語に翻訳したいということであればしていただいてかまいません。 ただし、その際は前もって著者に連絡をしてください。 そうしていただければ、今後、この文書をアップデートした際に、 Linux Documentation Project に送るのと一緒に訳者の方にも お送りすることもできるようになりますので。


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