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6. OS

PDA 仕様のウェアラブルの持ち主にとっては、OS に関してほとんど選択の 余地はなくて、たいていの場合 PDA 製造業者の OS でやっていくほかは ありません。知る限りでは Psion series 5 に Linux をのせるのは 本流ではありません。WindStone という商用の OS は、主に PalmPilot およびその互換機向けで ARM 仕様の コンピュータへの移植の計画も あります。これは OSK が製作しています。 Mips based PDA については、中の幾つかは NetBSD が走るようです。(これは多くのプラットフォーム上で稼働する UNIX タイプ *BSD ファミリーの一つです。)

これら PC 派生品を使用したものの選択肢は Microsoft 製品または Linux のようですが、Microsoft 製品は、はっきり言えば最善の選択とはいえず、 Debian GNU/Linux が優れています( POSIX .4 に準拠したカーネルは 一般的用途には向かないと思います)。

もう一つの競合者は QNX ですが、これは工業向けに傾いており、趣味または研究向けには最善の選択 とは言えません。


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