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9. FAQ - Frequently asked questions, 良くある質問

Q1: BSSID と ESSID の違いはなんでしょうか? また、どんな時に ESSID が必要になるのでしょう?

A1: BSSID は、狭い領域の BSS の認証に使われる 48bit の数字です。 ここでは、全てのホストが互いに(また、一つのアクセスポイントとも)交信しています。 ESSID は、別の BSS と通信を可能にする、長さが可変な文字列のようなものであり、 異なった BSS 間を、 Extended Service Set(ESS)に拡張して通信可能にしています。 それぞれの BSS に一つのアクセスポイントがあり、それらがすべて同じ ESSID に属している時だけ、他のホストと交信できます。 少なくとも 2つのアクセスポイントが存在するような、大きなネットワークにアクセスするような時、本当に ESSID が必要となるのです。

Q2: どんなアクセスポイントを購入したらよいでしょう?

A2: あなたが見つけた中の、安いものにしましょう。 というのは、重要なのはアクセスポイントとあなたが使っているカードが、 同じ物理層の仕様を使っているかどうか? という事だからです。 全ての FHSS 仕様のカードには互換性があります。また DSSS 仕様のカードも同様です。 但し、Proxim RangeLan2 は、他の標準的な FHSS のカードと通信できないので注意が必要です。 このカードは、OpenAir という独自のプロトコルを使っているからです。

Q3: 設定の際には、どのチャンネルを使ったらよいのですか?

A3: もし複数の BSS (かつ別の会社の機器で構成されている) にアクセスできるのなら、混信という問題が生じる可能性があります。 このような場合、アクセスポイント上のチャンネルを変更するか、 アドホック・モードのホスト群に参加するようにすれば、問題を回避できます。

Q4: なぜインフラストラクチャ・モード上のホストに対して、自分でチャンネルの設定ができないのでしょう?

A4: チャンネルは、アクセスポイントによって決定されるものだからです。


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