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7. 関連した情報

7.1 フォントサーバの使い方

フォントサーバとは、簡単なプロトコルで X11 のフォントセットを提供する ネットサービスです。どのフォントを提供しているのか、もしくは、要求に応じて どのフォントのビットマップデータを供給するかを調べることができます。

ファイルシステム上のフォントを探す代わりに、手の加えられたカーソルフォントを X サーバに提供するフォントサーバを使いたくなるかも知れません。

この方法は、共通のファイルシステムを共用していない数台のマシンを使っていたり、 フォントサーバのプロトコルを理解できる X ターミナルを使っているならば、特に 手頃でしょう。

フォントサーバのプログラムと関連したツールは X11R5 とその distribution (AFAIK) にあります。

フォントサーバのセットアップ

fs(1)fslsfonts(1) (もしくは X11R6 の xfs(1)xfslsfonts) のマニュアルページを読んで、挑戦して下さい。難しくは ないでしょう。例えば、some.host.edu というホスト上の 7100 番ポートで サーバを動かすのであれば、

fslsfonts -server some.host.edu:7100

というコマンドでセットアップを試みることができます。 実際にサーバを使う時は、

xset +fp tcp/some.host.edu:7100

を発行し、エラーメッセージがなければ良いでしょう。

7.2 フォントの bdf ソースの入手法

もし、フォントサーバを立ち上げたのならば、フォントサーバについて来る fstobdf を使えばよいのです。

代わりに、getbdf を実行して、インストールされている X11 のフォントから bdf ファイルをダンプすることもできます。


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