x86/Linux 上の SMP は今では公式な機能で実験的なものではありません。
他のアーキテクチャ用の実験的 (experimental) な SMP サポートは作業中で
す。
SMP を有効にするための詳しい情報は linux/Documentation/smp を参照して
ください。
Linux に関する SMP のサポートは 16 プロセッサまでで、Intel の MP 仕様
に準拠しています。
修正すべき点:
o プロセッサ依存部/非依存部の分割と整理
o SMP の文書化 [一部終了]
o リセットやパニック時に他のプロセッサを止める動作が失敗すること
がある
o ページを 4KB 単位で使うことによる無駄遣いをなくす -- 今ではも
う必要ない (GDT のコードを参照のこと)
o ブート時に何かあったときのブートアップページのダンプ
o warning や volatile の整理
o 486 の起動時のコード
o FPU を持つプロセッサと持たないものの混在時の取り扱い方法
o 様々なハードウェアでの IO-APIC の検証
o SMP から IO-APIC を分離
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日本語訳:野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
校正:Seiji Kanekoさん <se-kane@str.hitachi.co.jp>
早川仁さん <hykw@webmasters.gr.jp>