JF Linux Kernel 2.2 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/devices.txt

devices.txt

Linux で公式に割り当てられたデバイス番号と /dev 以下のリスト [プレインテキスト版]


                       LINUX ALLOCATED DEVICES
                 (リニュクスの割り当て済みデバイス)
             Maintained by H. Peter Anvin <hpa@zytor.com>
                (peter anvin = ペーテル・アンビーン)

                    Last revised: August 10, 1998

このリストは、Linuxオペレーティングシステムにおいて公式に割り当てられた
デバイスの番号と/dev配下のノードのデバイスリストである。

このリストの最近バージョンは、Linuxカーネルソースに、LaTeXと
ASCII形式のファイルとして含まれている。このリストは、
ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/docs/device-list/より入手できる。
※訳注: 日本在住なら ftp://ftp.jp.kernel.org/pub/linux/ 等からどうぞ。

テキスト版とLaTeX版のバージョンに相違がある場合、LaTeX版を
信じるべきである。

このドキュメントは、Linuxファイルシステム標準(FSSTND)の中に
参考文献として含まれる。FSSTNDは、
ftp://tsx-11.mit.edu/pub/linux/docs/linux-standards/fsstndディレクトリから
FTPにより入手できる。

"(68k/Amiga)"マークは、Amigaプラットホーム上のLinux/68kでのみ
用いられるものを示し、"(68k/Atari)"マークは、Atariプラットホーム上の
Linux/68kでのみ用いられる。

本ドキュメントは、パブリックドメインである。
著者は、著者に対して労無く連絡を取れるものと想定している。
著者の許可無く、内容の異なる別なバージョンが配布されないことを
要請する。

※原文:This document is in the public domain. The author requests, however,
that semantically altered versions are not distributed without
permission of the author, assuming the author can be contacted without
an unreasonable effort.

注意:特に最初に著者へ連絡を取らずに、このリストのパッチをLinusへ
直接送ってはならない。

著者を通さない情報を、著者は把握することができない。
この様な情報は、説明無しで削除されるであろう。

     **** デバイスのエントリを提出する前に、ここを読んでほしい ****

割り当てられたメジャー番号、適用されるべき状態(例えばバス・マウス)での
マイナー番号を持つ為に、適切なデバイス情報をもって私と連絡を取ってほしい。
同様に、もし下に挙げたデバイスに関して、追加の情報を持っているか、
ミスを見つけてくれたなら、深く感謝する。

しかしながら、私は、あなたの報告について2つの要請をする。
これは私がタイムリーな方法でこのリストを最新で、そして正しくしておく為に
必要である。最初に、全てのsubjectに、"device"の語を含めてほしい、
それであなたのメールは偶然に埋められることはないであろう!
(私は1日何百という電子メールメッセージを受け取る、その時、他の主題で
送られたメールは、非常によく行方不明になる)

第二に、どうか *このリストと同じフォーマット* で、デバイスを記述してほしい。
これは、私があなたのデバイスを公表して、そして衝突を避けるために
私がすべての必要な情報を持っていることを保証するために見いだした
唯一の方法である。

あなたの協力は正当に評価される。


  0             匿名デバイス(例えば、デバイス以外のマウント)
                  0 = null device numberとして予約

  1 char        メモリデバイス
                  1 = /dev/mem          物理メモリアクセス
                  2 = /dev/kmem         Kernel仮想メモリアクセス
                  3 = /dev/null         Nullデバイス
                  4 = /dev/port         I/Oポートアクセス
                  5 = /dev/zero         Nullバイトソース
                  6 = /dev/core         時代遅れ - /proc/kcoreに置き換えられた
                  7 = /dev/full         書き込み時にENOSPCを返す
                  8 = /dev/random       不定の乱数を発生する
                  9 = /dev/urandom      より速い、安全でない乱数を発生する
    block       RAMディスク
                  0 = /dev/ram0         最初のRAMディスク
                    ...
                  7 = /dev/ram7         8番目のRAMディスク
                250 = /dev/initrd       起動時のRAMディスク

                古いKernelは、ここに/dev/ramdisk (1, 1)を持っていた。
                /dev/initrdは、ブートローダによって事前ロードされていた
                RAM ディスクを参照する
                    
  2 char        Pseudo-TTYマスタ
                  0 = /dev/ptyp0        最初のPTYマスタ
                  1 = /dev/ptyp1        2番目のPTYマスタ
                    ...
                255 = /dev/ptyef        256番目のPTYマスタ

                Pseudo-ttyは、次のように命名される:
                * マスタはptyである、スレーブはttyである
                * 4文字目は、pqrstuvwxyzabcdeの順に1文字が入り、
                  それぞれが、1から16迄の16個のpseudo-ttyの組を示し、
                  5文字目は、0123456789abcdefの順に1文字が入り、
                  4文字目で指定した各組の何番目のpseudo-ttyであるかを示す。

                これらは古いスタイル(BSD)PTYデバイスである。
                Unix98においては、デバイスがメジャー番号128以上にある
                PTY多重マスタ(/dev/ptmx)より、PTY獲得要求があった時点で
                獲得される。
  
    block       フロッピーディスク
                  0 = /dev/fd0          コントローラ 1, ドライブ 1 自動認識
                  1 = /dev/fd1          コントローラ 1, ドライブ 2 自動認識
                  2 = /dev/fd2          コントローラ 1, ドライブ 3 自動認識
                  3 = /dev/fd3          コントローラ 1, ドライブ 4 自動認識
                128 = /dev/fd4          コントローラ 2, ドライブ 1 自動認識
                129 = /dev/fd5          コントローラ 2, ドライブ 2 自動認識
                130 = /dev/fd6          コントローラ 2, ドライブ 3 自動認識
                131 = /dev/fd7          コントローラ 2, ドライブ 4 自動認識

                フォーマットを指定するための番号。デバイスを指定する為に
                自動認識するデバイスの番号(上記)に加算する:

                  0 = /dev/fd?          自動認識フォーマット(?には0-7)
                  4 = /dev/fd?d360      5.25"  360Kドライブで 360K(1)
                 20 = /dev/fd?h360      5.25" 1200Kドライブで 360K(1)
                 48 = /dev/fd?h410      5.25" 1200Kドライブで 410K
                 64 = /dev/fd?h420      5.25" 1200Kドライブで 420K
                 24 = /dev/fd?h720      5.25" 1200Kドライブで 720K
                 80 = /dev/fd?h880      5.25" 1200Kドライブで 880K(1)
                  8 = /dev/fd?h1200     5.25" 1200Kドライブで1200K(1)
                 40 = /dev/fd?h1440     5.25" 1200Kドライブで1440K(1)
                 56 = /dev/fd?h1476     5.25" 1200Kドライブで1476K
                 72 = /dev/fd?h1494     5.25" 1200Kドライブで1494K
                 92 = /dev/fd?h1600     5.25" 1200Kドライブで1600K(1)

                 12 = /dev/fd?u360      3.5"   360K倍密度(2)
                 16 = /dev/fd?u720      3.5"   720K倍密度(1)
                120 = /dev/fd?u800      3.5"   800K倍密度(2)
                 52 = /dev/fd?u820      3.5"   820K倍密度
                 68 = /dev/fd?u830      3.5"   830K倍密度
                 84 = /dev/fd?u1040     3.5"  1040K倍密度(1)
                 88 = /dev/fd?u1120     3.5"  1120K倍密度(1)
                 28 = /dev/fd?u1440     3.5"  1440K高密度(1)
                124 = /dev/fd?u1600     3.5"  1600K高密度(1)
                 44 = /dev/fd?u1680     3.5"  1680K高密度(3)
                 60 = /dev/fd?u1722     3.5"  1722K高密度
                 76 = /dev/fd?u1743     3.5"  1743K高密度
                 96 = /dev/fd?u1760     3.5"  1760K高密度
                116 = /dev/fd?u1840     3.5"  1840K高密度(3)
                100 = /dev/fd?u1920     3.5"  1920K高密度(1)
                 32 = /dev/fd?u2880     3.5"  2880K拡張密度(1)
                104 = /dev/fd?u3200     3.5"  3200K拡張密度
                108 = /dev/fd?u3520     3.5"  3520K拡張密度
                112 = /dev/fd?u3840     3.5"  3840K拡張密度(1)

                 36 = /dev/fd?CompaQ    Compaq 2880K ドライブ 時代遅れ?

                (1) 自動認識フォーマット
                (2) 自動認識フォーマット 倍密度(720K)ドライブのみ
                (3) 自動認識フォーマット 高密度(1440K)ドライブのみ

                メモ: デバイス名の文字(d、q、h、u)はドライブのタイプを意味する:
                5.25" 倍密度(d), 5.25" 4倍密度(q), 5.25" 高密度(h) or 3.5"
                (どんなモデルでも u)。大文字のD、Hと、3.5インチモデルの為のEは、
                同じ意味のものが作られて以来、重要でなくなった。

  3 char        Pseudo-TTYスレーブ
                  0 = /dev/ttyp0        最初のPTYスレーブ
                  1 = /dev/ttyp1        2番目のPTYスレーブ
                    ...
                255 = /dev/ttyef        256番目のPTYスレーブ

                これらは古いスタイル(BSD)PTYデバイスである。
                Unix98iにおいては、デバイスがメジャー番号136以上にある。

    block       最初のMFM、RLL、IDEのハードディスク、CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hda          マスタ: ディスク全体 (又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdb          スレーブ: ディスク全体 (又は CD-ROM)

                パーティション。ディスク全体のデバイスの番号(上記)に加算する:
                  0 = /dev/hd?          ディスク全体
                  1 = /dev/hd?1         最初のパーティション
                  2 = /dev/hd?2         2番目のパーティション
                    ...
                 63 = /dev/hd?63        63番目のパーティション

                Linux/i386において、パーティション1から4は、プライマリ
                パーティションであり、5以上は論理パーティションである。
                他のLinuxバージョンは、それぞれのアーキテクチャに
                適切なパーティション体系を使用する。

  4 char        TTYデバイス
                  0 = /dev/tty0         カレント仮想コンソール

                  1 = /dev/tty1         最初の仮想コンソール
                      ...
                 63 = /dev/tty63        63番目の仮想コンソール
                 64 = /dev/ttyS0        最初のシリアルポート
                      ...
                127 = /dev/ttyS63       64番目のシリアルポート
                128 = /dev/ptyp0        時代遅れ
                      ...
                191 = /dev/ptysf        時代遅れ
                192 = /dev/ttyp0        時代遅れ
                      ...
                255 = /dev/ttysf        時代遅れ

                古いバージョンのLinux Kernelが、BSD PTYデバイスの為に
                このメジャー番号を使用した。
                これは、Linux-2.1.115においてはサポートされない。
                メジャー番号2、3を使用しなさい。

  5 char        代替TTYデバイス
                  0 = /dev/tty          カレントTTYデバイス
                  1 = /dev/console      システムコンソール
                  2 = /dev/ptmx         PTY多重マスタ
                 64 = /dev/cua0         コールアウトデバイスttyS0に対応する
                      ...
                127 = /dev/cua63        CコールアウトデバイスttyS63に対応する

                (5,1)は、Linux-2.1.71から/dev/consoleである。
                /dev/consoleに関する更なる情報は、ターミナルデバイスの
                セクションを参照しなさい。

  6 char        パラレルプリンタデバイス
                  0 = /dev/lp0          最初のパラレルプリンタ(0x3bc)
                  1 = /dev/lp1          2番目のパラレルプリンタ(0x378)
                  2 = /dev/lp2          3番目のパラレルプリンタ(0x278)

                全てのコンピュータが0x3bcにパラレルポートを持っている
                訳ではない。よって、"最初の"プリンタは、/dev/lp0もしくは
                /dev/lp1であるかもしれない。

  7 char        仮想コンソール取り込みデバイス
                  0 = /dev/vcs          カレントvc(VirtualConsole)のテキスト内容
                  1 = /dev/vcs1         tty1のテキスト内容
                      ...
                 63 = /dev/vcs63        tty63のテキスト内容
                128 = /dev/vcsa         カレントvc(VirtualConsole)のテキスト内容と属性
                129 = /dev/vcsa1        tty1のテキスト内容と属性
                      ...
                191 = /dev/vcsa63       tty63のテキスト内容と属性
        
                メモ:これらのデバイスへのアクセスは、読み書きを許す。

    block       Loopbackデバイス
                  0 = /dev/loop0        最初のloopbackデバイス
                  1 = /dev/loop1        2番目のloopbackデバイス
                      ...

                loopbackデバイスは、ファイルシステムをマウントするのに用い、
                blockデバイスと結び付けて考えない。
                loopbackデバイスは、通常、mount(8)、losetup(8)によって扱われる。

  8 block       SCSIディスクデバイス(0-15)
                  0 = /dev/sda          最初のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdb          2番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sdc          3番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdp          16番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションの上限が15であること以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)についてと同じように処理される。

  9 char        SCSIテープデバイス
                  0 = /dev/st0          最初のSCSIテープ, モード0
                  1 = /dev/st1          2番目のSCSIテープ, モード0
                      ...
                 32 = /dev/st0l         最初のSCSIテープ, モード1
                 33 = /dev/st1l         2番目のSCSIテープ, モード1
                      ...
                 64 = /dev/st0m         最初のSCSIテープ, モード2
                 65 = /dev/st1m         2番目のSCSIテープ, モード2
                      ...
                 96 = /dev/st0a         最初のSCSIテープ, モード3
                 97 = /dev/st1a         2番目のSCSIテープ, モード3
                      ...
                128 = /dev/nst0         最初のSCSIテープ, モード0, 巻き戻し無し
                129 = /dev/nst1         2番目のSCSIテープ, モード0, 巻き戻し無し
                      ...
                160 = /dev/nst0l        最初のSCSIテープ, モード1, 巻き戻し無し
                161 = /dev/nst1l        2番目のSCSIテープ, モード1, 巻き戻し無し
                      ...
                192 = /dev/nst0m        最初のSCSIテープ, モード2, 巻き戻し無し
                193 = /dev/nst1m        2番目のSCSIテープ, モード2, 巻き戻し無し
                      ...
                224 = /dev/nst0a        最初のSCSIテープ, モード3, 巻き戻し無し
                225 = /dev/nst1a        2番目のSCSIテープ, モード3, 巻き戻し無し
                      ...

                "巻き戻し無し" は、デバイスクローズ時に自動的に巻き戻さない
                ことに関係する。ioctl()のMTREW、MTOFFLは、アクセスした
                デバイスにかかわらずテープを巻き戻すために使われる。

    block       メタディスク(RAID)デバイス
                  0 = /dev/md0          最初のメタディスクグループ
                  1 = /dev/md1          2番目のメタディスクグループ
                      ...

                メタディスクドライバは、多数の物理ディスクを束ねた上に、
                ファイルシステムを及ぼす為に使われる。

 10 char        シリアル以外のマウス, その他の機能
                  0 = /dev/logibm       ロジテックバスマウス
                  1 = /dev/psaux        PS/2形式マウスポート
                  2 = /dev/inportbm     Microsoft Inportバスマウス
                  3 = /dev/atibm        ATI XLバスマウス
                  4 = /dev/jbm          Jマウス
                  4 = /dev/amigamouse   Amigaマウス(68k/Amiga)
                  5 = /dev/atarimouse   Atariマウス
                  6 = /dev/sunmouse     Sunマウス
                  7 = /dev/amigamouse1  2番目のAmigaマウス
                  8 = /dev/smouse       単純なシリアルマウスドライバ
                  9 = /dev/pc110pad     IBM PC-110デジタイザパッド
                128 = /dev/beep         楽しいビープデバイス
                129 = /dev/modreq       カーネルモジュールロードリクエスト
                130 = /dev/watchdog     監視タイマーポート
                131 = /dev/temperature  マシン内部温度
                132 = /dev/hwtrap       ハードウェアフォールトトラップ
                133 = /dev/exttrp       外部デバイストラップ
                134 = /dev/apm_bios     アドバンストパワーマネジメントBIOS 
                135 = /dev/rtc          リアルタイムクロック
                139 = /dev/openprom     SPARC OpenBoot PROM
                140 = /dev/relay8       Berkshire社製Octalリレーカード
                141 = /dev/relay16      Berkshire社製ISO-16リレーカード
                142 = /dev/msr          x86のモデル特定の為のレジスタ
                143 = /dev/pciconf      PCIコンフィグレーションスペース
                144 = /dev/nvram        Non-volatile configuration RAM
                145 = /dev/hfmodem      サウンドカード短波無線モデム制御
                146 = /dev/graphics     Linux/SGIグラフィックデバイス
                147 = /dev/opengl       Linux/SGI OpenGL パイプ
                148 = /dev/gfx          Linux/SGIグラフィックエフェクトデバイス
                149 = /dev/input/mouse  Linux/SGI Irix エミュレーションマウス
                150 = /dev/input/keyboard Linux/SGI Irix エミュレーションキーボード
                151 = /dev/led          フロントパネルLED
                153 = /dev/mergemem     メモリ統合デバイス
                154 = /dev/pmu          Macintosh PowerBook パワーマネージャ

 11 char        生のキーボードデバイス
                  0 = /dev/kbd          生のキーボードデバイス

                生のキーボードデバイスは、Linux/SPARC上でのみ使用される。

    block       SCSI CD-ROMデバイス
                  0 = /dev/sr0          最初のSCSI CD-ROM
                  1 = /dev/sr1          2番目のSCSI CD-ROM
                      ...

                プレフィックス/dev/scdは、/dev/srと同様に使われ、
                そしてもっと多くの意味をなすかもしれない。

 12 char        QIC-02テープ
                  2 = /dev/ntpqic11     QIC-11, クローズ時巻き戻ししない
                  3 = /dev/tpqic11      QIC-11, クローズ時巻き戻す
                  4 = /dev/ntpqic24     QIC-24, クローズ時巻き戻ししない
                  5 = /dev/tpqic24      QIC-24, クローズ時巻き戻す
                  6 = /dev/ntpqic120    QIC-120, クローズ時巻き戻ししない
                  7 = /dev/tpqic120     QIC-120, クローズ時巻き戻す
                  8 = /dev/ntpqic150    QIC-150, クローズ時巻き戻ししない
                  9 = /dev/tpqic150     QIC-150, クローズ時巻き戻す

                デバイス名は、提案されたものである。
                もし、これらのデバイスの基準となる名称があるなら、
                どうか私に知らせてほしい。

    block       MSCDEX CD-ROM コールバックサポート
                  0 = /dev/dos_cd0      最初のMSCDEX CD-ROM
                  1 = /dev/dos_cd1      2番目のMSCDEX CD-ROM
                      ...

 13 char        PCスピーカ
                  0 = /dev/pcmixer      エミュレートされた/dev/mixer
                  1 = /dev/pcsp         エミュレートされた/dev/dsp (8-bit)
                  4 = /dev/pcaudio      エミュレートされた/dev/audio
                  5 = /dev/pcsp16       エミュレートされた/dev/dsp (16-bit)
    block       8-bit MFM/RLL/IDE コントローラ
                  0 = /dev/xda          最初のXTディスクのディスク全体
                 64 = /dev/xdb          2番目のXTディスクのディスク全体

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 14 char        サウンドカード
                  0 = /dev/mixer        ミキサーコントロール
                  1 = /dev/sequencer    オーディオシーケンサ
                  2 = /dev/midi00       最初のMIDIポート 
                  3 = /dev/dsp          ディジタルオーディオ
                  4 = /dev/audio        Sun互換デジタルオーディオ
                  6 = /dev/sndstat      サウンドカードステータス情報
                  8 = /dev/sequencer2   シーケンサー代替デバイス
                 16 = /dev/mixer1       2番目のサウンドカードのミキサーコントロール
                 17 = /dev/patmgr0      シーケンサーパッチマネージャ
                 18 = /dev/midi01       2番目のMIDIポート
                 19 = /dev/dsp1         2番目のサウンドカードのディジタルオーディオ
                 20 = /dev/audio1       2番目のサウンドカードのSun互換デジタルオーディオ
                 33 = /dev/patmgr1      2番目のサウンドカードのシーケンサーパッチマネージャ
                 34 = /dev/midi02       3番目のMIDIポート
                 50 = /dev/midi03       4番目のMIDIポート
    block       BIOSハードドライブコールバックサポート
                  0 = /dev/dos_hda      最初のBIOSハードドライブのディスク全体
                 64 = /dev/dos_hdb      2番目のBIOSハードドライブのディスク全体
                128 = /dev/dos_hdc      3番目のBIOSハードドライブのディスク全体
                192 = /dev/dos_hdd      4番目のBIOSハードドライブのディスク全体

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 15 char        JOYスティック
                  0 = /dev/js0          最初のアナログJOYスティック
                  1 = /dev/js1          2番目のアナログJOYスティック
                    ...
                128 = /dev/djs0         最初のディジタルJOYスティック
                129 = /dev/djs1         2番目のディジタルJOYスティック
                    ...
    block       Sony CDU-31A/CDU-33A CD-ROM
                  0 = /dev/sonycd       Sony CDU-31a CD-ROM

 16 char        非SCSIスキャナー
                  0 = /dev/gs4500       Genius 4500 ハンドヘルドスキャナー
    block       GoldStar CD-ROM
                  0 = /dev/gscd         GoldStar CD-ROM

 17 char        Chase シリアルカード
                  0 = /dev/ttyH0        最初のChaseポート
                  1 = /dev/ttyH1        2番目のChaseポート
                      ...
    block       Optics Storage CD-ROM
                  0 = /dev/optcd        Optics Storage CD-ROM

 18 char        Chase シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cuh0         ttyH0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cuh1         ttyH1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       Sanyo CD-ROM
                  0 = /dev/sjcd         Sanyo CD-ROM

 19 char        Cyclades シリアルカード
                  0 = /dev/ttyC0        最初のCycladesポート
                      ...
                 31 = /dev/ttyC31       32番目のCycladesポート
    block       "Double" 圧縮ディスク
                  0 = /dev/double0      最初の圧縮ディスク
                      ...
                  7 = /dev/double7      8番目の圧縮ディスク
                128 = /dev/cdouble0     最初の圧縮ディスクのミラー
                      ...
                135 = /dev/cdouble7     8番目の圧縮ディスクのミラー

                ミラーデバイスの意味は、"Double"のドキュメントを参照

 20 char        Cyclades シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cub0         ttyC0に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                 31 = /dev/cub31        ttyC31に対応しているコールアウトデバイス
    block       Hitachi CD-ROM (under development)
                  0 = /dev/hitcd        Hitachi CD-ROM

 21 char        一般的なSCSIアクセス
                  0 = /dev/sg0          最初の一般的なSCSIデバイス
                  1 = /dev/sg1          2番目の一般的なSCSIデバイス
                      ...

                大抵のディストリビューションは、これらを/dev/sga、/dev/sgb...と
                命名している。これは、システムのSCSIデバイスを26に不必要に
                制限するとともに、標準的なLinuxのデバイス命名の習いにも
                反している。

    block       Acorn MFM ハードドライブインターフェース
                  0 = /dev/mfma         最初のMFMドライブのディスク全体
                 64 = /dev/mfmb         2番目のMFMドライブのディスク全体

                このデバイスは、ARMベースのAcorn RiscPC上で使用される。
                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 22 char        Digiboard シリアルカード
                  0 = /dev/ttyD0        最初のDigiboardポート
                  1 = /dev/ttyD1        2番目のDigiboardポート
                      ...
    block       2番目のIDEハードディスク/CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hdc          マスタ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdd          スレーブ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                
                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 23 char        Digiboard シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cud0         ttyD0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cud1         ttyD1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       Mitsumi proprietary CD-ROM
                  0 = /dev/mcd          Mitsumi CD-ROM

 24 char        Stallion シリアルカード
                  0 = /dev/ttyE0        Stallion ポート 0 カード 0
                  1 = /dev/ttyE1        Stallion ポート 1 カード 0
                      ...
                 64 = /dev/ttyE64       Stallion ポート 0 カード 1
                 65 = /dev/ttyE65       Stallion ポート 1 カード 1
                      ...
                128 = /dev/ttyE128      Stallion ポート 0 カード 2
                129 = /dev/ttyE129      Stallion ポート 1 カード 2
                      ...
                192 = /dev/ttyE192      Stallion ポート 0 カード 3
                193 = /dev/ttyE193      Stallion ポート 1 カード 3
                      ...
    block       Sony CDU-535 CD-ROM
                  0 = /dev/cdu535       Sony CDU-535 CD-ROM

 25 char        Stallion シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cue0         ttyE0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cue1         ttyE1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                 64 = /dev/cue64        ttyE64に対応しているコールアウトデバイス
                 65 = /dev/cue65        ttyE65に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                128 = /dev/cue128       ttyE128に対応しているコールアウトデバイス
                129 = /dev/cue129       ttyE129に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                192 = /dev/cue192       ttyE192に対応しているコールアウトデバイス
                193 = /dev/cue193       ttyE193に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       最初のMatsushita (Panasonic/SoundBlaster) CD-ROM
                  0 = /dev/sbpcd0       Panasonic CD-ROM コントローラ 0 ユニット 0
                  1 = /dev/sbpcd1       Panasonic CD-ROM コントローラ 0 ユニット 1
                  2 = /dev/sbpcd2       Panasonic CD-ROM コントローラ 0 ユニット 2
                  3 = /dev/sbpcd3       Panasonic CD-ROM コントローラ 0 ユニット 3

 26 char        Quanta WinVision frame grabber
                  0 = /dev/wvisfgrab    Quanta WinVision frame grabber
    block       2番目のMatsushita (Panasonic/SoundBlaster) CD-ROM
                  0 = /dev/sbpcd4       Panasonic CD-ROM コントローラ 1 ユニット 0
                  1 = /dev/sbpcd5       Panasonic CD-ROM コントローラ 1 ユニット 1
                  2 = /dev/sbpcd6       Panasonic CD-ROM コントローラ 1 ユニット 2
                  3 = /dev/sbpcd7       Panasonic CD-ROM コントローラ 1 ユニット 3

 27 char        QIC-117テープ
                  0 = /dev/qft0         ユニット 0, クローズ時巻き戻す
                  1 = /dev/qft1         ユニット 1, クローズ時巻き戻す
                  2 = /dev/qft2         ユニット 2, クローズ時巻き戻す
                  3 = /dev/qft3         ユニット 3, クローズ時巻き戻す
                  4 = /dev/nqft0        ユニット 0, クローズ時巻き戻さない
                  5 = /dev/nqft1        ユニット 1, クローズ時巻き戻さない
                  6 = /dev/nqft2        ユニット 2, クローズ時巻き戻さない
                  7 = /dev/nqft3        ユニット 3, クローズ時巻き戻さない
                 16 = /dev/zqft0        ユニット 0, クローズ時巻き戻す, 圧縮する
                 17 = /dev/zqft1        ユニット 1, クローズ時巻き戻す, 圧縮する
                 18 = /dev/zqft2        ユニット 2, クローズ時巻き戻す, 圧縮する
                 19 = /dev/zqt3         ユニット 3, クローズ時巻き戻す, 圧縮する
                 20 = /dev/nzqft0       ユニット 0, クローズ時巻き戻さない, 圧縮する, 
                 21 = /dev/nzqft1       ユニット 1, クローズ時巻き戻さない, 圧縮する
                 22 = /dev/nzqft2       ユニット 2, クローズ時巻き戻さない, 圧縮する
                 23 = /dev/nzqft3       ユニット 3, クローズ時巻き戻さない, 圧縮する
                 32 = /dev/rawqft0      ユニット 0, クローズ時巻き戻す, ファイルマークを付けない
                 33 = /dev/rawqft1      ユニット 1, クローズ時巻き戻す, ファイルマークを付けない
                 34 = /dev/rawqft2      ユニット 2, クローズ時巻き戻す, ファイルマークを付けない
                 35 = /dev/rawqft3      ユニット 3, クローズ時巻き戻す, ファイルマークを付けない
                 32 = /dev/nrawqft0     ユニット 0, クローズ時巻き戻さない, ファイルマークを付けない
                 33 = /dev/nrawqft1     ユニット 1, クローズ時巻き戻さない, ファイルマークを付けない
                 34 = /dev/nrawqft2     ユニット 2, クローズ時巻き戻さない, ファイルマークを付けない
                 35 = /dev/nrawqft3     ユニット 3, クローズ時巻き戻さない, ファイルマークを付けない
    block       三番目のMatsushita (Panasonic/SoundBlaster) CD-ROM
                  0 = /dev/sbpcd8       Panasonic CD-ROM コントローラ 2 ユニット 0
                  1 = /dev/sbpcd9       Panasonic CD-ROM コントローラ 2 ユニット 1
                  2 = /dev/sbpcd10      Panasonic CD-ROM コントローラ 2 ユニット 2
                  3 = /dev/sbpcd11      Panasonic CD-ROM コントローラ 2 ユニット 3

 28 char        Stallion シリアルカード - カードプログラミング
                  0 = /dev/staliomem0   最初のStallionカードI/Oメモリ
                  1 = /dev/staliomem1   2番目のStallionカードI/Oメモリ
                  2 = /dev/staliomem2   3番目のStallionカードI/Oメモリ
                  3 = /dev/staliomem3   4番目のStallionカードI/Oメモリ
    char        Atari SLM ACSI レーザープリンタ(68k/Atari)
                  0 = /dev/slm0         最初のSLMレーザープリンタ
                  1 = /dev/slm1         2番目のSLMレーザープリンタ
                      ...
    block       4番目のMatsushita (Panasonic/SoundBlaster) CD-ROM
                  0 = /dev/sbpcd12      Panasonic CD-ROM コントローラ 3 ユニット 0
                  1 = /dev/sbpcd13      Panasonic CD-ROM コントローラ 3 ユニット 1
                  2 = /dev/sbpcd14      Panasonic CD-ROM コントローラ 3 ユニット 2
                  3 = /dev/sbpcd15      Panasonic CD-ROM コントローラ 3 ユニット 3
    block       ACSIディスク(68k/Atari)
                  0 = /dev/ada          最初のACSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/adb          2番目のACSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/adc          3番目のACSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/adp          16番目のACSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限がSCSIの様に15という所以外、
                IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 29 char        一般的なフレームバッファ
                  0 = /dev/fb0          最初のフレームバッファ
                 32 = /dev/fb1          2番目のフレームバッファ
                      ...
                240 = /dev/fb7          3番目のフレームバッファ
                ※訳注: /dev/fb7のマイナー番号は、224が正しい。
                        より新しい.texでは修正されている。

                全ての追加のマイナー番号は、予約済み。

    block       Aztech/Orchid/Okano/Wearnes CD-ROM
                  0 = /dev/aztcd        Aztech CD-ROM

 30 char        iBCS-2互換デバイス
                  0 = /dev/socksys      ソケットアクセス
                  1 = /dev/spx          SVR3ローカルXインターフェース
                  2 = /dev/inet/arp     ネットワークアクセス
                  2 = /dev/inet/icmp    ネットワークアクセス
                  2 = /dev/inet/ip      ネットワークアクセス
                  2 = /dev/inet/udp     ネットワークアクセス
                  2 = /dev/inet/tcp     ネットワークアクセス

                さらに、iBCS-2は、/dev/nfsdが/dev/socksysへの、/dev/X0Rが
                /dev/nullへのリンクになっているよう要求する。

    block       Philips LMS CM-205 CD-ROM
                  0 = /dev/cm205cd      Philips LMS CM-205 CD-ROM

                /dev/lmscd はこのデバイスのためにもっと古い名前である。
                このドライバはCM-205MS CD-ROMでは作動しない。

 31 char        MPU-401 MIDI
                  0 = /dev/mpu401data   MPU-401データポート
                  1 = /dev/mpu401stat   MPU-401ステータスポート
    block       ROM/フラッシュメモリーカード
                  0 = /dev/rom0         最初のROMカード(rw)
                      ...
                  7 = /dev/rom7         8番目のROMカード(rw)
                  8 = /dev/rrom0        最初のROMカード(ro)
                      ...
                 15 = /dev/rrom7        8番目のROMカード(ro)
                 16 = /dev/flash0       最初のフラッシュメモリーカード(rw)
                      ...
                 23 = /dev/flash7       8番目のフラッシュメモリーカード(rw)
                 24 = /dev/rflash0      最初のフラッシュメモリーカード(ro)
                      ...
                 31 = /dev/rflash7      8番目のフラッシュメモリーカード(ro)

                読み書き(rw)デバイスサポートは、フラッシュRAMデバイスに
                書き込む時に、書き戻すデータをキャッシュする。
                読み込み(ro)は、読み出しのみをサポートする。

 32 char        Specialix シリアルカード
                  0 = /dev/ttyX0        最初のSpecialixポート
                  1 = /dev/ttyX1        2番目のSpecialixポート
                      ...
    block       Philips LMS CM-206 CD-ROM
                  0 = /dev/cm206cd      Philips LMS CM-206 CD-ROM

 33 char        Specialix シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cux0         ttyX0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cux1         ttyX1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       3番目のIDEハードディスク/CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hde          マスタ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdf          スレーブ: ディスク全体(又は CD-ROM)

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 34 char        Z8530 HDLCドライバ
                  0 = /dev/scc0         最初のFirst Z8530,最初のポート
                  1 = /dev/scc1         最初のZ8530,2番目のポート
                  2 = /dev/scc2         2番目のZ8530,最初のポート
                  3 = /dev/scc3         2番目のZ8530,2番目のポート
                      ...

                これらのデバイスは、前のバージョンで、/dev/scc0は/dev/sc1と、
                /dev/scc1は/dev/sc2と命名されたが、すぐにこうなった。

    block       4番目のIDEハードディスク/CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hdg          マスタ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdh          スレーブ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                
                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 35 char        tclmidi MIDIドライバ
                  0 = /dev/midi0        最初のMIDIポート, kernel timed
                  1 = /dev/midi1        2番目のMIDIポート, kernel timed
                  2 = /dev/midi2        3番目のMIDIポート, kernel timed
                  3 = /dev/midi3        4番目のMIDIポート, kernel timed
                 64 = /dev/rmidi0       最初のMIDIポート, untimed
                 65 = /dev/rmidi1       2番目のMIDIポート, untimed
                 66 = /dev/rmidi2       3番目のMIDIポート, untimed
                 67 = /dev/rmidi3       4番目のMIDIポート, untimed
                128 = /dev/smpte0       最初のMIDIポート, SMPTE timed
                129 = /dev/smpte1       2番目のMIDIポート, SMPTE timed
                130 = /dev/smpte2       3番目のMIDIポート, SMPTE timed
                131 = /dev/smpte3       4番目のMIDIポート, SMPTE timed
    block       遅いメモリのRAMディスク
                  0 = /dev/slram        遅いメモリのRAMディスク

 36 char        Netlinkサポート
                  0 = /dev/route        Routing, device updates, kernel to user
                  1 = /dev/skip         enSKIP security cache control
    block       MCA ESDIハードディスク
                  0 = /dev/eda          最初のESDIディスクのディスク全体
                 64 = /dev/edb          2番目のESDIディスクのディスク全体
                      ...

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 37 char        IDEテープ
                  0 = /dev/ht0          最初のIDEテープ
                128 = /dev/nht0         最初のIDEテープ,クローズ時巻き戻さない

                現在、1つのテープドライブのみがサポートされる。

    block       Zorro II RAMディスク
                  0 = /dev/z2ram        Zorro II RAMディスク

 38 char        Myricom PCI Myrinet ボード
                  0 = /dev/mlanai0      最初のMyrinetボード
                  1 = /dev/mlanai1      2番目のMyrinetボード
                      ...

                このデバイスは、状態の問い合わせ、ボードの制御と、
                "ユーザレベルパケットI/O"に使用する。
                このボードは、標準ネットワーク"eth"デバイスとして
                アクセスできる。

    block       Linux/AP+により予約済み

 39 char        ML-16P experimental I/O ボード
                  0 = /dev/ml16pa-a0    最初のカード, 最初のアナログチャネル
                  1 = /dev/ml16pa-a1    最初のカード, 2番目のアナログチャネル
                      ...
                 15 = /dev/ml16pa-a15   最初のカード, 16番目のアナログチャネル
                 16 = /dev/ml16pa-d     最初のカード, ディジタルライン
                 17 = /dev/ml16pa-c0    最初のカード, 最初のカウンタ/タイマ
                 18 = /dev/ml16pa-c1    最初のカード, 2番目のカウンタ/タイマ
                 19 = /dev/ml16pa-c2    最初のカード, 3番目のカウンタ/タイマ
                 32 = /dev/ml16pb-a0    2番目のカード, 最初のアナログチャネル
                 33 = /dev/ml16pb-a1    2番目のカード, 2番目のアナログチャネル
                      ...
                 47 = /dev/ml16pb-a15   2番目のカード, 16番目のアナログチャネル
                 48 = /dev/ml16pb-d     2番目のカード, ディジタルライン
                 49 = /dev/ml16pb-c0    2番目のカード, 最初のカウンタ/タイマ
                 50 = /dev/ml16pb-c1    2番目のカード, 2番目のカウンタ/タイマ
                 51 = /dev/ml16pb-c2    2番目のカード, 3番目のカウンタ/タイマ
                      ...
    block       Linux/AP+により予約済み

 40 char        Matrox Meteor frame grabber
                  0 = /dev/mmetfgrab    Matrox Meteor frame grabber
    block       Syquest EZ135 パラレルポートリムーバブルデバイス
                  0 = /dev/eza          Parallel EZ135ドライブ, ディスク全体

                このデバイスは、時代遅れであり、将来のLinuxバージョンにおいて
                削除されるであろう。それは、メジャー番号45のパラレルポート
                IDEディスクドライバによって置き換えられている。
                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 41 char        Yet Another Micro Monitor
                  0 = /dev/yamm         Yet Another Micro Monitor
    block       MicroSolutions BackPack パラレルポートCD-ROM
                  0 = /dev/bpcd         BackPack CD-ROM

                このデバイスは、時代遅れであり、将来のLinuxバージョンにおいて
                削除されるであろう。それは、メジャー番号46のパラレルポート
                ATAPI CD-ROMドライバによって置き換えられている。

 42             デモ/サンプルで使用

                この番号は、一般的な"example"デバイス番号と同様に、
                サンプルコードでの使用を意図している。
                これは、決して配布されるドライバによって使われてはならない。
                (公式な番号を割り当てられるか、ローカルもしくは実験的な範囲で
                使用すること)

                *特* に、メジャー番号42を使用しているどんな
                ディストリビューションにも従うべきでない。

 43 char        isdn4linux 仮想モデム
                  0 = /dev/ttyI0        最初の仮想モデム
                      ...
                 63 = /dev/ttyI63       64番目の仮想モデム
    block       ネットワークブロックデバイス
                  0 = /dev/nb0          最初のネットワークブロックデバイス
                  1 = /dev/nb1          2番目のネットワークブロックデバイス
                      ...

                ネットワークブロックデバイスはどういうわけかloopbackデバイスに
                類似している: 読み込む場合、それはパケットを送り、
                ネットワークの向こうのサーバにデータを要求する。
                書き込むなら、それはパケットを送り、サーバへ書き込みを告げる。
                このデバイスは、ネット上へのファイルシステムをマウントや、
                ネットへ対してスワップ、ユーザ領域でブロックデバイスの
                実装等を可能にする。
                
 44 char        isdn4linux 仮想モデム - 代替デバイス
                  0 = /dev/cui0         ttyI0に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                 63 = /dev/cui63        ttyI63に対応しているコールアウトデバイス
    block       Flash Translatio Layer (FTL) ファイルシステム
                  0 = /dev/ftla         FTL上の最初のメモリテクノロジデバイス
                 16 = /dev/ftlb         FTL上の2番目のメモリテクノロジデバイス
                 32 = /dev/ftlc         FTL上の3番目のメモリテクノロジデバイス
                      ...
                240 = /dev/ftlp         FTL上の16番目のメモリテクノロジデバイス

                パーティション数の上限が63ではなく、15(SCSIの如く)という所以外、
                IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 45 char        isdn4linux ISDN BRIドライバ
                  0 = /dev/isdn0        最初の仮想Bチャネルの生データ
                      ...
                 63 = /dev/isdn63       64番目の仮想Bチャネルの生データ
                 64 = /dev/isdnctrl0    最初のチャネル 制御/デバッグ
                      ...
                127 = /dev/isdnctrl63   64番目のチャネル 制御/デバッグ

                128 = /dev/ippp0        最初の同期PPPデバイス
                      ...
                191 = /dev/ippp63       64番目の同期PPPデバイス

                255 = /dev/isdninfo     ISDNモニタインターフェース
    block       パラレルポートIDEディスクデバイス
                  0 = /dev/pda          最初のパラレルポートIDEディスク
                 16 = /dev/pdb          2番目のパラレルポートIDEディスク
                 32 = /dev/pdc          3番目のパラレルポートIDEディスク
                 48 = /dev/pdd          4番目のパラレルポートIDEディスク

                パーティション数の上限が63ではなく、15という所以外、
                IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 46 char        Comtrol Rocketport シリアルカード
                  0 = /dev/ttyR0        最初のRocketportポート
                  1 = /dev/ttyR1        2番目のRocketportポート
                      ...
    block       パラレルポートATAPI CD-ROMデバイス
                  0 = /dev/pcd0         最初のパラレルポートATAPI CD-ROM
                  1 = /dev/pcd1         2番目のパラレルポートATAPI CD-ROM
                  2 = /dev/pcd2         3番目のパラレルポートATAPI CD-ROM
                  3 = /dev/pcd3         4番目のパラレルポートATAPI CD-ROM

 47 char        Comtrol Rocketport シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cur0         ttyR0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cur1         ttyR1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       パラレルポートATAPIディスクデバイス
                  0 = /dev/pf0          最初のパラレルポートATAPIディスク
                  1 = /dev/pf1          2番目のパラレルポートATAPIディスク
                  2 = /dev/pf2          3番目のパラレルポートATAPIディスク
                  3 = /dev/pf3          4番目のパラレルポートATAPIディスク

                このドライバは、フロッピーディスクの類似デバイスを意図していて
                パーティションを切ることをサポートしない。

 48 char        SDL RISCom シリアルカード
                  0 = /dev/ttyL0        最初のRISComポート
                  1 = /dev/ttyL1        2番目のRISComポート
                      ...
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 49 char        SDL RISCom シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cul0         ttyL0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cul1         ttyL1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 50 char        GLINTに予約済み
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 51 char        Baycom ラジオモデム
                  0 = /dev/bc0          最初のBaycomラジオモデム
                  1 = /dev/bc1          2番目のBaycomラジオモデム
                      ...
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 52 char        Spellcaster DataComm/BRI ISDNカード
                  0 = /dev/dcbri0       最初のDataCommカード
                  1 = /dev/dcbri1       2番目のDataCommカード
                  2 = /dev/dcbri2       3番目のDataCommカード
                  3 = /dev/dcbri3       4番目のDataCommカード
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 53 char        MC683xxマイクロプロセッサのリモートデバッグの為のBDMインターフェース
                  0 = /dev/pd_bdm0      lp0上のPD BDMインターフェース
                  1 = /dev/pd_bdm1      lp1上のPD BDMインターフェース
                  2 = /dev/pd_bdm2      lp2上のPD BDMインターフェース
                  4 = /dev/icd_bdm0     lp0上のICD BDMインターフェース
                  5 = /dev/icd_bdm1     lp1上のICD BDMインターフェース
                  6 = /dev/icd_bdm2     lp2上のICD BDMインターフェース

                このデバイスはパラレルポートインタフェースを使ってMC683xx
                マイクロプロセッサをBackground Debug Modeで接続するためにある。
                PD はモトローラパブリックドメインインタフェース(Motorola Public
                Domain Interface)である、そしてICDは、P&Eのコマーシャル
                インタフェース(commercial interface)である。

    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 54 char        Electrocardiognosis Holter シリアルカード
                  0 = /dev/holter0      最初のHolterポート
                  1 = /dev/holter1      2番目のHolterポート
                  2 = /dev/holter2      3番目のHolterポート

                携帯24時間心臓モニタリング装置からのデータを
                Electrocardiognosis SRL<mseritan@ottonel.pub.ro>へ転送するのに
                カスタムシリアルカードを使用する。

    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 55 char        DSP56001デジタルシグナルプロセッサ
                  0 = /dev/dsp56k       最初のDSP56001
    block       Mylex DAC960 PCI RAIDコントローラに予約済み

 56 char        Apple Desktop Bus
                  0 = /dev/adb          ADB bus control

                追加されるデバイスは、この番号に加えられ、全て/dev/adbから
                開始される。

    block       5番目のIDEハードディスク/CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hdi          マスタ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdj          スレーブ: ディスク全体(又は CD-ROM)

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 57 char        Hayes ESP シリアルカード
                  0 = /dev/ttyP0        最初のESPポート
                  1 = /dev/ttyP1        2番目のESPポート
                      ...

    block       6番目のIDEハードディスク/CD-ROMインターフェース
                  0 = /dev/hdk          マスタ: ディスク全体(又は CD-ROM)
                 64 = /dev/hdl          スレーブ: ディスク全体(又は CD-ROM)

                パーティションは、IDEディスク(メジャー番号3を参照)と同様に
                処理される。

 58 char        Hayes ESP シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cup0         ttyP0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cup1         ttyP1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
    block       論理ボリュームマネージャに予約済み

 59 char        sf ファイアウォールパッケージ
                  0 = /dev/firewall     sfカーネルモジュールとの通信

 60-63          ローカル/実験的な目的で使用
                ローカル/実験的な使用に割り当てられた。これは公式な番号の
                割り当てではなく、これらの範囲は、将来的な衝突を回避する為に
                使われるべきである。

 64 char        ENskip Kernel暗号化パッケージ
                  0 = /dev/enskip       ENskipカーネルモジュールとの通信

 65 char        Sundance "plink" トランスピュータボード
                  0 = /dev/plink0       最初のplinkデバイス
                  1 = /dev/plink1       2番目のplinkデバイス
                  2 = /dev/plink2       3番目のplinkデバイス
                  3 = /dev/plink3       4番目のplinkデバイス
                 64 = /dev/rplink0      最初のplinkデバイス, 生
                 65 = /dev/rplink1      2番目のplinkデバイス, 生
                 66 = /dev/rplink2      3番目のplinkデバイス, 生
                 67 = /dev/rplink3      4番目のplinkデバイス, 生
                128 = /dev/plink0d      最初のplinkデバイス, デバッグ
                129 = /dev/plink1d      2番目のplinkデバイス, デバッグ
                130 = /dev/plink2d      3番目のplinkデバイス, デバッグ
                131 = /dev/plink3d      4番目のplinkデバイス, デバッグ
                192 = /dev/rplink0d     最初のplinkデバイス, 生, デバッグ
                193 = /dev/rplink1d     2番目のplinkデバイス, 生, デバッグ
                194 = /dev/rplink2d     3番目のplinkデバイス, 生, デバッグ
                195 = /dev/rplink3d     4番目のplinkデバイス, 生, デバッグ

                これは、コマーシャルドライバである。情報についてはJames Howes
                <jth@prosig.demon.co.uk>と連絡を取りなさい。

    block       SCSIディスクデバイス(16-31)
                  0 = /dev/sdq          16番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdr          17番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sds          18番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdaf         32番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 66 char        YARC PowerPC PCI コプロセッサカード
                  0 = /dev/yppcpci0     最初のYARCカード
                  1 = /dev/yppcpci1     2番目のYARCカード
                      ...

    block       SCSIディスクデバイス(32-47)
                  0 = /dev/sdag         33番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdah         34番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sdai         35番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdav         48番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 67 char        Coda ネットワークファイルシステム
                  0 = /dev/cfs0         Coda キャッシュマネージャ

                Codaについての情報は、<http://www.coda.cs.cmu.edu>を参照。

    block       SCSIディスクデバイス(48-63)
                  0 = /dev/sdaw         49番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdax         50番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sday         51番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdbl         64番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 68 char        CAPI 2.0 インターフェース
                  0 = /dev/capi20       コントロールデバイス
                  1 = /dev/capi20.00    最初のCAPI 2.0アプリケーション
                  2 = /dev/capi20.01    2番目のCAPI 2.0アプリケーション
                      ...
                 20 = /dev/capi20.19    20番目のCAPI 2.0アプリケーション

                ISDN CAPI 2.0ドライバを使用するCAPI 2.0アプリケーションの為に
                現在AVM B1カードがサポートされている。

    block       SCSIディスクデバイス(64-79)
                  0 = /dev/sdbm         64番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdbn         65番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sdbo         66番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdcb         80番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 69 char        MA16 数値アクセラレータカード
                  0 = /dev/ma16         ボードメモリアクセス

    block       SCSIディスクデバイス(80-95)
                  0 = /dev/sdcc         81番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdcd         82番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sdce         83番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sdcr         96番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 70 char        SpellCaster プロトコルサービスインターフェース
                  0 = /dev/apscfg       コンフィギュレーションインタフェース
                  1 = /dev/apsauth      認証インタフェース
                  2 = /dev/apslog       ロギングインタフェース
                  3 = /dev/apsdbg       デバッギングインタフェース
                 64 = /dev/apsisdn      ISDNコマンドインターフェース
                 65 = /dev/apsasync     Asyncコマンドインターフェース
                128 = /dev/apsmon       モニタインタフェース

    block       SCSIディスクデバイス(96-111)
                  0 = /dev/sdcs         97番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sdct         98番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sdcu         99番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sddh         112番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 71 char        Computone IntelliPort II シリアルカード
                  0 = /dev/ttyF0        IntelliPort II ボード 0, ポート 0
                  1 = /dev/ttyF1        IntelliPort II ボード 0, ポート 1
                      ...
                 63 = /dev/ttyF63       IntelliPort II ボード 0, ポート 63
                 64 = /dev/ttyF64       IntelliPort II ボード 1, ポート 0
                 65 = /dev/ttyF65       IntelliPort II ボード 1, ポート 1
                      ...
                127 = /dev/ttyF127      IntelliPort II ボード 1, ポート 63
                128 = /dev/ttyF128      IntelliPort II ボード 2, ポート 0
                129 = /dev/ttyF129      IntelliPort II ボード 2, ポート 1
                      ...
                191 = /dev/ttyF191      IntelliPort II ボード 2, ポート 63
                192 = /dev/ttyF192      IntelliPort II ボード 3, ポート 0
                193 = /dev/ttyF193      IntelliPort II ボード 3, ポート 1
                      ...
                255 = /dev/ttyF255      IntelliPort II ボード 3, ポート 63

    block       SCSIディスクデバイス(112-127)
                  0 = /dev/sddi         113番目のSCSIディスクのディスク全体
                 16 = /dev/sddj         114番目のSCSIディスクのディスク全体
                 32 = /dev/sddk         115番目のSCSIディスクのディスク全体
                      ...
                240 = /dev/sddx         128番目のSCSIディスクのディスク全体

                パーティションは、上限が15という所以外、IDEディスク
                (メジャー番号3を参照)と同様に処理される。

 72 char        Computone IntelliPort II シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cuf0         ttyF0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cuf1         ttyF1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                 63 = /dev/cuf63        ttyF63に対応しているコールアウトデバイス
                 64 = /dev/cuf64        ttyF64に対応しているコールアウトデバイス
                 65 = /dev/cuf65        ttyF65に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                127 = /dev/cuf127       ttyF127に対応しているコールアウトデバイス
                128 = /dev/cuf128       ttyF128に対応しているコールアウトデバイス
                129 = /dev/cuf129       ttyF129に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                191 = /dev/cuf191       ttyF191に対応しているコールアウトデバイス
                192 = /dev/cuf192       ttyF192に対応しているコールアウトデバイス
                193 = /dev/cuf193       ttyF193に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                255 = /dev/cuf255       ttyF255に対応しているコールアウトデバイス

 73 char        Computone IntelliPort II シリアルカード - コントロールデバイス
                  0 = /dev/ip2ipl0      ボード0のLoadwareデバイス
                  1 = /dev/ip2stat0     ボード0のステータスデバイス
                  4 = /dev/ip2ipl1      ボード1のLoadwareデバイス
                  5 = /dev/ip2stat1     ボード1のステータスデバイス
                  8 = /dev/ip2ipl2      ボード2のLoadwareデバイス
                  9 = /dev/ip2stat2     ボード2のステータスデバイス
                 12 = /dev/ip2ipl3      ボード3のLoadwareデバイス
                 13 = /dev/ip2stat3     ボード3のステータスデバイス

 74 char        SCIブリッジ
                  0 = /dev/SCI/0        SCI デバイス 0
                  1 = /dev/SCI/1        SCI デバイス 1
                      ...

                現行のDolphin Interconnect Solutions PCI-SCIブリッジ。

 75 char        Specialix IO8+ シリアルカード
                  0 = /dev/ttyW0        最初のIO8+ポート, 最初のカード
                  1 = /dev/ttyW1        2番目のIO8+ポート, 最初のカード
                      ...
                  8 = /dev/ttyW8        最初のIO8+ポート, 2番目のカード
                      ...

 76 char        Specialix IO8+ シリアルカード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cuw0         ttyW0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cuw1         ttyW1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...
                  8 = /dev/cuw8         ttyW8に対応しているコールアウトデバイス
                      ...

 77 char        ComScire Quantumノイズジェネレータ
                  0 = /dev/qng          ComScire Quantumノイズジェネレータ

 78 char        PAM Software's マルチモデムボード
                  0 = /dev/ttyM0        最初のPAMモデム
                  1 = /dev/ttyM1        2番目のPAMモデム
                      ...

 79 char        PAM Software's マルチモデムボード - 代替デバイス
                  0 = /dev/cum0         ttyM0に対応しているコールアウトデバイス
                  1 = /dev/cum1         ttyM1に対応しているコールアウトデバイス
                      ...

 80 char        Photometrics AT200 CCDカメラ
                  0 = /dev/at200        Photometrics AT200 CCDカメラ

 81 char        video4linux
                  0 = /dev/video0       ビデオキャプチャ/オーバーレイデバイス
                      ...
                 63 = /dev/video63      ビデオキャプチャ/オーバーレイデバイス
                 64 = /dev/radio0       ラジオデバイス
                      ...
                127 = /dev/radio63      ラジオデバイス
                192 = /dev/vtx0         テレテキストデバイス
                      ...
                223 = /dev/vtx31        テレテキストデバイス
                224 = /dev/vbi0         垂線ブランク割り込み
                      ...
                255 = /dev/vbi31        垂線ブランク割り込み

 82 char        WiNRADiO 通信受話カード
                  0 = /dev/winradio0    最初のWiNRADiOカード
                  1 = /dev/winradio1    2番目のWiNRADiOカード
                      ...

                ドライバとドキュメンテーションは、
                http://www.proximity.com.au/~brian/winradio/から得られる
                かもしれない。

 83 char        テレテキスト/ビデオテキストインターフェース
                  0 = /dev/vtx          テレテキストデコーダ
                 16 = /dev/vttuner      TVチューナ上のテレテキストインターフェース

                VideoteXtパッケージに含まれたドライバの為のデバイス。
                更に多くの情報は、http://home.pages.de/~videotext/を参照。

 84 char        Ikon 1011[57] Versatec Greensheet インターフェース
                  0 = /dev/ihcp0        最初のGreensheetポート
                  1 = /dev/ihcp1        2番目のGreensheetポート

 85 char        Linux/SGI共有メモリ入力キュー
                  0 = /dev/shmiq        マスタ共有メモリ入力キュー
                  1 = /dev/qcntl0       最初のキューに押し込むデバイス
                  2 = /dev/qcntl1       2番目のキューに押し込むデバイス
                    ...

 86 char        SCSIメディアチェンジャ
                  0 = /dev/sch0         最初のSCSIメディアチェンジャ
                  1 = /dev/sch1         2番目のSCSIメディアチェンジャ
                    ...

 87 char        Sony Control-A1 ステレオコントロールバス
                  0 = /dev/controla0    チェイン上の最初のデバイス
                  1 = /dev/controla1    チェイン上の2番目のデバイス
                    ...

 88 char        COMX 同期シリアルカード
                  0 = /dev/comx0        COMX チャネル 0
                  1 = /dev/comx1        COMX チャネル 1
                    ...

 89 char        I2C バスインターフェース
                  0 = /dev/i2c0         最初のI2Cアダプタ
                  1 = /dev/i2c1         2番目のI2Cアダプタ
                    ...

 90 char        メモリテクノロジデバイス(RAM, ROM, Flash)
                  0 = /dev/mtd0         最初のMTD (rw)
                  1 = /dev/mtdr0        最初のMTD (ro)
                    ...
                 30 = /dev/mtd15        16番目のMTD (rw)
                 31 = /dev/mtdr15       16番目のMTD (ro)

 91 char        CAN-Bus デバイス
                  0 = /dev/can0         最初のCAN-Busコントローラ
                  1 = /dev/can1         2番目のCAN-Busコントローラ
                    ...

 92 char        ith Kommunikationstechnik MIC ISDN カードに予約済み

 93 char        IBM スマートキャプチャカード フレームgrabber
                  0 = /dev/iscc0        最初のスマートキャプチャカード
                  1 = /dev/iscc1        2番目のスマートキャプチャカード
                    ...
                128 = /dev/isccctl0     最初のスマートキャプチャカード
                129 = /dev/isccctl1     2番目のスマートキャプチャカード
                    ...

 94 char        miroVIDEO DC10/30 キャプチャ/プレイバックデバイス
                  0 = /dev/dcxx0        最初のキャプチャカード
                  1 = /dev/dcxx1        2番目のキャプチャカード
                    ...

 95 char        IP フィルタ
                  0 = /dev/ipl          フィルタコントロールデバイス/ログファイル
                  1 = /dev/ipnat        NATコントロールデバイス/ログファイル
                  2 = /dev/ipstate      ステート情報ログファイル
                  3 = /dev/ipauth       認証コントロールデバイス/ログファイル

 96 char        パラレルポートATAPIテープデバイス
                  0 = /dev/pt0          最初のパラレルポートATAPIテープ
                  1 = /dev/pt1          2番目のパラレルポートATAPIテープ
                  2 = /dev/pt2          3番目のパラレルポートATAPIテープ
                  3 = /dev/pt3          4番目のパラレルポートATAPIテープ
                128 = /dev/npt0         最初のp.p. ATAPIテープ, 巻き戻し無し
                129 = /dev/npt1         2番目のp.p. ATAPIテープ, 巻き戻し無し
                130 = /dev/npt2         3番目のp.p. ATAPIテープ, 巻き戻し無し
                131 = /dev/npt3         4番目のp.p. ATAPIテープ, 巻き戻し無し

 97 char        パラレルポート一般的なATAPIデバイス
                  0 = /dev/pg0          最初のパラレルポートATAPIデバイス
                  1 = /dev/pg1          2番目のパラレルポートATAPIデバイス
                  2 = /dev/pg2          3番目のパラレルポートATAPIデバイス
                  3 = /dev/pg3          4番目のパラレルポートATAPIデバイス

                これらのデバイスは一般的なSCSIデバイスと同じAPIをサポートする。

 98 char        コントロールと測定デバイス(comedi)
                  0 = /dev/comedi0      最初のcomediデバイス
                  1 = /dev/comedi1      2番目のcomediデバイス
                    ...

                http://stm.lbl.gov/comediか、
                http://www.llp.fu-berlin.de/を参照。

 99 char        生のパラレルポート
                  0 = /dev/parport0     最初のパラレルポート
                  1 = /dev/parport1     2番目のパラレルポート
                    ...

100 char        POTS (アナログ電話) A/B ポート
                  0 = /dev/phone0       最初のtelephoneポート
                  1 = /dev/phone1       2番目のtelephoneポート
                    ...

101 char        Motorola DSP 56xxxボード
                  0 = /dev/mdspstat     ステータス情報
                  1 = /dev/mdsp1        最初のDSPボードI/O制御
                    ...
                 16 = /dev/mdsp16       16番目のDSPボードI/O制御

102 char        Philips SAA5249 テレテキストシグナルデコーダ
                  0 = /dev/tlk0         最初のテレテキストデコーダ
                  1 = /dev/tlk1         2番目のテレテキストデコーダ
                  2 = /dev/tlk2         3番目のテレテキストデコーダ
                  3 = /dev/tlk3         4番目のテレテキストデコーダ

103 char        Arla ネットワークファイルシステム
                  0 = /dev/xfs0         Arla XFS

                Arlaは、Andrew File System(AFS)のクローンである。
                スウェーデンのミルク生産者との類似は、偶然の一致に過ぎない。
                このプロジェクトの更なる情報は、<arla-drinkers@stacken.kth.se>
                宛にメールを書くか、<arla-announce-request@stacken.kth.se>宛に
                メールを送ってarlaアナウンスMLを購読しなさい。

104 char        フラッシュBIOSサポート

105 char        Comtrol VS-1000 シリアルコントローラ
                  0 = /dev/ttyV0        最初のVS-1000ポート
                  1 = /dev/ttyV1        2番目のVS-1000ポート
                    ...

106 char        Comtrol VS-1000 シリアルコントローラ - 代替デバイス
                  0 = /dev/cuv0         最初のVS-1000ポート
                  1 = /dev/cuv1         2番目のVS-1000ポート
                    ...

107 char        3Dfx Voodoo グラフィックデバイス
                  0 = /dev/3dfx         プライマリ3Dfxグラフィックデバイス

108 char        デバイスに依存しないPPPデバイス
                  0 = /dev/ppp          デバイスに依存しないPPPインターフェース

109 char        論理ボリュームマネージャに予約済み

110 char        miroMEDIA サラウンドボード
                  0 = /dev/srnd0        最初のmiroMEDIAサラウンドボード
                  1 = /dev/srnd1        2番目のmiroMEDIAサラウンドボード
                    ...

111-119         未だ割り当てられていない

120-127         ローカル/実験的な使用

128-135 char    Unix98 PTY マスタ

                これらのデバイスは、対応するデバイスノードを持つべきでない。
                そのかわり、/dev/ptmx複製生成インターフェースを通して
                アクセスされるべきである。

136-143 char    Unix98 PTY スレーブ
                  0 = /dev/pts/0        最初のUnix98 pseudo-TTY
                  1 = /dev/pts/1        2番目のUnix98 pesudo-TTY

                これらのデバイスノードは、適切なマウントオプション
                (ディストリビューション依存)でdevptsファイルシステムを
                /dev/pts上にマウントすることにより、固有のパーミッションと
                モードで自動的に生成される。

144-239         未だ割り当てられていない

240-254         ローカル/実験的な使用

255             予約済み

                このメジャー番号は、より大きなメジャー番号の空間を
                拡張する際にアシストする為に、保留されている。
                デバイスノードは、このメジャー番号でファイルシステム上に
                作成されるべきでない。

 ****   追加の /dev ディレクトリエントリ

このセクションは、/devディレクトリに存在するべき、もしくは存在してもよい
追加のエントリについて詳細に記述する。
シンボリックリンクは、ここに記述されているのと同じ形式(絶対、又は相対)で
使われているのが望ましい。
リンクの形式は、"hard"、"symbolic"に分類され、可能な限り示されたタイプを
リンクとして使用するべきである。


        規定的なリンク

これらのリンクは、全てのシステムに存在するべきである:

/dev/fd         /proc/self/fd   symbolic        ファイルディスクリプタ群
/dev/stdin      fd/0            symbolic        stdinファイルディスクリプタ
/dev/stdout     fd/1            symbolic        stdoutファイルディスクリプタ
/dev/stderr     fd/2            symbolic        stderrファイルディスクリプタ
/dev/nfsd       socksys         symbolic        iBCS-2に必要とされる
/dev/X0R        null            symbolic        iBCS-2に必要とされる

メモ: 最後のデバイスは、<文字 X>-<数字 0>-<文字 R>である。

        推薦されるリンク

これらのリンクは、全てのシステムに存在することが勧められる:

/dev/core       /proc/kcore     symbolic        過去のバージョンとの互換性
/dev/ramdisk    ram0            symbolic        過去のバージョンとの互換性
/dev/ftape      qft0            symbolic        過去のバージョンとの互換性
/dev/bttv0      video0          symbolic        過去のバージョンとの互換性
/dev/radio      radio0          symbolic        過去のバージョンとの互換性
/dev/scd?       sr?             hard            代替SCSI CD-ROM名

        ローカルに定義されるリンク

次のリンクは、ローカルなシステムコンフィギュレーションによって
確立されるかもしれない。これは、ただ実行時に存在しているべきで、
推薦されるべきリンクに匹敵するものではない。
しかしながら、もし存在するのなら以下の様に成っているべきである。

/dev/mouse      mouse port      symbolic        カレントマウスデバイス
/dev/tape       tape device     symbolic        カレントテープデバイス
/dev/cdrom      CD-ROM device   symbolic        カレントCD-ROMデバイス
/dev/cdwriter   CD-writer       symbolic        カレントCD-writerデバイス
/dev/scanner    scanner         symbolic        カレントスキャナデバイス
/dev/modem      modem port      symbolic        カレントダイアルアウト
/dev/root       root device     symbolic        カレントルートファイルシステム
/dev/swap       swap device     symbolic        カレントスワップデバイス

/dev/modemは、ロックファイル問題を引き起こす傾向があるので、ダイアルアウトと
ダイアルインをサポートするモデムとして使用すべきでない。
もしそれが存在するのなら、/dev/modemは、主要なプライマリTTYデバイスを
ポイントすべきである。(代替コールアウトデバイスを使用するな)

SCSIデバイスのために、/dev/tapeと/dev/cdromは、"調理された"デバイス
(それぞれ/dev/st*と/dev/sr*)を指し示すべきであり、それに対し、
/dev/cdwriterと/dev/scannerは、主要な一般的SCSIデバイス(/dev/sg*)を
指し示すべきである。

/dev/mouseは、プライマリシリアルTTYデバイス、ハードウェアマウスデバイス、
又は、マウスドライバプログラム(例えば/dev/gpmdata)の受け口を指し示す
かもしれない。

        ソケットとパイプ

短期的でないソケット、もしくは名前付きパイプが/devに存在するかもしれない。
一般的なエントリは、このようになる:

/dev/printer    socket          lpdローカルソケット
/dev/log        socket          syslogローカルソケット
/dev/gpmdata    socket          gpmマウスマルチプレクサ


 ****   ターミナルデバイス群

ターミナル、あるいはTTYデバイスは、キャラクタデバイスの特殊なクラスである。
ターミナルデバイスは、どのようなデバイスに対してもセッション間のターミナルを
コントロールできる。これは、仮想コンソール、シリアルポート、そして
疑似ターミナル(PTYs)を含む。

全てのターミナルデバイスは、一般的なセットであるline diciplinesとして
知られている機能を共有する。これは、SLIPとPPPモードと同様に一般的な
ターミナルline diciplinesを含む。

全てのターミナルデバイスは命名されている。このセッションでは、種々の
タイプのYYTsの命名と使い方を説明する。
命名の規定が、幾つかの歴史的しこりを含むことに注意してほしい。これらの若干が
Linux特殊であり、若干が他のシステムから継承され、そして若干がLinuxから
借用した取り決めを大きく逸脱している。

デバイス名にハッシュマーク(#)が使われているものは、0で始まる十進数を
示している。

        仮想コンソールとコンソールデバイス

仮想コンソールは、システムのビデオモニタ上のフルスクリーンターミナルである。
仮想コンソールの名前は、/dev/tty#で、/dev/tty1から番号付けされる。/dev/tty0は、
カレント仮想コンソールである。
/dev/tty0は、フレームバッファデバイス(/dev/fb*)が適用できないアーキテクチャ上の
システムビデオカードにアクセスする為に使われるべきデバイスである。
この目的の為に、/dev/consoleを使用してはならない。

コンソールデバイス(/dev/console)は、システムメッセージが送られるべきものであり、
シングルユーザモードでのログインが認められているべきである。
Linux 2.1.71から、/dev/consoleは、Kernelによって管理される。前バージョンとの
関係から/dev/tty0、/dev/tty1のような仮想コンソール、もしくはシリアルポートの
プライマリデバイス(tty*、cu*は駄目)にシンボリックリンクされるべきである。
これは、システム設定に依存する。

        シリアルポート

シリアルポートは、RS-232シリアルポートや、ハードウェア(内蔵モデム)、
ソフトウェア(ISDNドライバ)等のデバイスをシミュレートする。
Linuxの元で、シリアルポートはそれぞれ2つの名前を持つ、プライマリか
コールインデバイスと、代替かコールアウトである。
それぞれのデバイスは、別の綴りによってあらわされる。
どのような文字Xであっても、デバイスの名前はそれぞれ/dev/ttyX#と/dev/cux#である。
歴史的理由により/dev/ttyS#と/dev/ttyC#は、/dev/cua#と/dev/cub#に対応する。
将来、複数の文字により表されることもありえる。
("tty"デバイスとして大文字を使い(例 /dev/ttyDP#)、"cu"デバイスとして小文字を
使う(例 /dev/cudp#)等のように)

ローカルな利用目的の為に、/dev/ttyQ#と/dev/cuq#は予約済みである。

代替デバイスは、プライマリデバイスのカーネルベースからの除去と、
幾分異なるであろうデフォルトに備える。
それらの主な目的はシリアルポートのための固有か、あるいはサポートされなくなった
プログラムでシリアルポートの使用を許すことである。
それらの使用は勧められない、将来のLinuxバージョンでは取り除かれるかもしれない。

シリアルポートの調停には、ロックファイル(/var/lock/LCK..ttyX#)により
供給される。ロックファイルの内容は、ロックしているプロセスのPIDを
ASCIIで表される数値であるべきである。

それはシリアルポートを指し示すリンク(/dev/modem)を導入する為の通常の習いである。
適切にロックされることを保証する為に、ソフトウェアがsymlinkを追いかけ、
その全てをロックすることが勧められる。デッドロックを防止する為、以下の手順で
ロックを獲得し、反対の手順で開放しなさい。

        1. シンボリックリンクされた名前。もし(/var/lock/LCK..modem)があるなら
        2. "tty"名(/var/lock/LCK..ttyS2)
        3. 代替デバイス名(/var/lock/LCK..cua2)

ネストされたシンボリックリンクのケースでは、ロックファイルは、symlinksの
手順で導入されるべきである。

どのような状況であろうとも、アプリケーションが1つ以上のファイルをロックしたまま
別のロックの開放を待つべきでない。加えて、代替デバイス名のロックファイルを
作成するアプリケーションは、非シリアルポート上のTTY等の代替デバイスを持たない
可能性をも考慮に入れるべきである。

        疑似ターミナル(Pseudoterminals) (PTYs)

疑似ターミナル、もしくはPTYsは、ログインセッションを生成するか、任意のデータを
生成するプロセスに、TTY line dicipline(SLIP及びPPPの機能を含む)能力を
必要としている機能の為に使用される。それぞれのPTYは、マスタ側の名前として
/dev/pty[p-za-e][0-9a-f]を、スレーブ側の名前として/dev/tty[p-za-e][0-9a-f]を
持つ。Kernelは、マスタ側のPTYそれぞれに、一度だけのオープンを許すことで、
調停を行っている。

一旦、マスタ側がオープンされたら、スレーブ側のデバイスは、他のTTYデバイスと
同様に使用できる。マスタとスレーブは、Kernelによって結び付けられ、
TTYデバイスの機能により、双方向のパイプの同等物を生成する。

新しいバージョンのLinuxKernelとGNU libcが、System V/Unix98 naming schemeにより
/dev/ptmxは、全てのマスタ(オープンすることによって、割り当てられていなかった
PTYを自動的に与えられる)とスレーブの為のディレクトリ/dev/ptsをサポートする。
スレーブは、十進数の整数(ここで言うところの/dev/pts/#)で命名される。
これは、devptsファイルシステムを使用して、要求時点で自動的にスレーブを
生成する仕組みをKernelが可能にすることにより、名前空間を使い果たすことに
ついての問題を取り除くことを可能にする。

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