SGI の Visual Workstation (モデル 320 および 540) は Cobalt, Lithium、 Arsenic の ASIC を [訳注:いわゆる CPU チップセットとして] 使用してい ます。Cobalt の ASIC は、1 から 4 個の IA32 cpu、メモリシステム、 Lithium の ASIC の中の I/O システムの三者の間を仲立ちするメインとなる システム ASIC です。また、Cobalt の ASIC は 3D gfx レンダリングエンジ ンも含み、これはメインシステムのメモリを使用します -- 主記憶の一部をフ レームバッファとして使用し、Arsenic の ASIC を用いビデオへ DMA 転送し ます。PIIX4 チップおよび NS87307 は従来のデバイス (IDE、シリアル、フロッ ピー、パラレル) のサポートを提供するために使用されます。 Visual Workstation のチップセットは、割り込みハンドリング関連など一部 大きな例外を除けば、ほぼ PC アーキテクチャに準拠しています。 ---------------------------------------------------------------------- 日本語訳:野本浩一 校正:Seiji Kanekoさん 早川仁さん