Linux Kernel 2.4 Documentation:

filesystems/sysv-fs.txt

• 原著作者: Bruno Haible <haible@ma2s2.mathematik.uni-karlsruhe.de>, <bruno@haible.de>
• 翻訳者: 野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
• バージョン: 2.4.0
• 翻訳日時: 2001/07/06

これは Linux 向け SystemV/Coherent ファイルシステムの実装です。
次のすべてを実装しています。
  - Xenix FS
  - SystemV/386 FS
  - Coherent FS

バージョンはベータ 4 です。

インストールするには -
* カーネルの構成時、'System V and Coherent filesystem support' の質問
  に 'y' と答えます。
* ディスクもしくはパーティションをマウントするために次のコマンド書式を
  使います。
    mount [-r] -t sysv device mountpoint
  このファイルシステムタイプ名 (上記 -t sysv 部分) は
               -t sysv
               -t xenix
               -t coherent
  を代わりに使えますが、後ろの二つはそのうち使えなくなります。

現在の実装におけるバグ
- Coherent FS：
  - 現状、"free list interleave" n:m は無視されます。
  - ファイルシステム名とパック名を伴わないファイルシステムのみ使用でき
    ます。
  (これらの機能の詳細は Coherent 付属の "man mkfs" を参照してください)
- SystemV Release 2 FS：
  フロッピーディスク上のトラック 1 の開始位置に対応するブロック 9, 15,
  18 にあるスーパブロックのみ検索します。ハードディスク上でこのファイ
  ルシステムはまだサポートしていません。


バグや提案の送り先は
  Bruno Haible <haible@ma2s2.mathematik.uni-karlsruhe.de>
               <bruno@haible.de>
  Pascal Haible <haible@izfm.uni-stuttgart.de>
                <pascal@haible.de>
  Krzysztof G. Baranowski <kgb@manjak.knm.org.pl>

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    著者：Bruno Haible <haible@ma2s2.mathematik.uni-karlsruhe.de>
                       <bruno@haible.de>
日本語訳：野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp>
    校正：山田慎也さん <trueheart@anet.ne.jp>
          Akihiro KODAさん <coda@post.kek.jp>

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