UFS の使い方 ============ mount -t ufs -o ufstype=type_of_ufs device dir UFS のオプション ================ ufstype=type_of_ufs UFS はいろいろなオペレーティングシステムで幅広く使われているファ イルシステムです。その問題は実装間で相違があることです。それぞ れの特徴について文書化されていない実装もあるので、ufs の種別を 自動判定するのは困難です。そのため、ユーザはマウントオプション の ufstype を用い、手で ufs の種類を指定してやらなければならな いのです。指定できるのは - old ufs の古い形式 既定値。読み出しのみサポート 44bsd FreeBSD, NetBSD, OpenBSD で使用 読み書き両方サポート sun SunOS (Solaris) で使用 読み書き両方サポート sunx86 Intel 用 SunOS (Solaris x86) で使用 読み書き両方サポート nextstep NextStep で使用 読み出しのみサポート nextstep-cd NextStep 用 CDROM (block_size == 2048) で使用 読み出しのみサポート openstep OpenStep で使用 読み出しのみサポート 起こりうる問題 ============== フラグメントの再配置のバグが、ファイル fs/ufs/balloc.c の 364 行目にま だあります。しかし、現状のバッファキャッシュの設定において動作してるよ うです。 バグの報告 ========== ufs に関するバグの報告は daniel.pirkl@email.cz に送ってください。 (ただし、パーティションテーブルのバグ報告は送らないでください。) ---------------------------------------------------------------------- 日本語訳:野本浩一 校正:森本淳さん