Linux Kernel 2.6 Documentation:
/usr/src/linux/Documentation/arm/SA1100/ADSBitsy
arm/SA1100/ADSBitsy
ADS Bitsy シングルボードコンピュータ
[プレインテキスト版]
- 原著作者: Nicolas Pitre <nico@cam.org>
- 翻訳者: 川崎 貴彦 <takahiko@hakubi.co.jp>
- バージョン: 2.6.0
- 翻訳日時: 2002/03/08
ADS Bitsy シングルボードコンピュータ
(コンパック社の Bitsy (iPAQ) ではありません)
詳細については、Applied Data Systems に連絡をとるか、または、
http://www.applieddata.net/products.html を参照してください
(訳注:現在は http://www.applieddata.net/products.asp) 。
この製品の Linux サポートは、Woojung Huh <whuh@applieddata.net> が
担当しています。
'make config' の類を実行する前に、'make adsbitsy_config' を
実行してください。これにより、各設定項目のデフォルト値が ADS
Bitsy サポート用にセットされます。
カーネル zImage は、0xC0400000 にロードされ、そこから実行される
ようにリンクされます。
新しい版のボードに付属する ADS ブートローダで、Linux を使用する
ことができます。Linux をロードする方法については、ドキュメントを
参照してください。
サポートされているペリフェラル:
- SA1100 LCD フレームバッファ (8/16bpp ... など)
- SA1111 USB マスタ
- SA1100 シリアルポート
- PCMCIA, コンパクトフラッシュ
- タッチスクリーン (ucb1200)
- LCD スクリーン上のコンソール
- シリアルポート (ttyS[0-2])
- ttyS0 がデフォルトのシリアルコンソールです。
これからやろうと思っていること:
- その他全部! :-)
注意:
- ボード上のフラッシュは、3 つのパーティションに分かれています。
ボード上のフラッシュを使うときには注意してください。このパー
ティションは、GraphicsClient Plus や GraphicsMaster とは異なり
ます。
- 16bpp モードでは、ボードに付属するケーブルをそのまま使うことは
できません。ADS に連絡をとるか、もしくは、マニュアルを読んで
ケーブルを自作してください。現在のところ、16 ビットモードの
サポート付きでコンパイルし、色深度の低いモードへ切替えをおこ
なった場合、タイミングがオフになり、イメージが乱れてしまいます。
このバグは近いうちに修正されるでしょう。
ご協力していただけるなら、なんでも大歓迎です! nico@cam.org 宛まで
よろしくお願いします。
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