Linux Kernel 2.6 Documentation:
/usr/src/linux/Documentation/arm/SA1100/CERF
arm/SA1100/CERF
CerfBoard - Intrinsyc 社製 SA1110 ベースコンピュータ
[プレインテキスト版]
- 原著作者: I-Gene Leong <ileong@intrinsyc.com>
- 翻訳者: 川崎 貴彦 <takahiko(a)hakubi.co.jp>
- バージョン: 2.6.3
- 翻訳日時: 2004/02/10
*** CerfBoard/Cube の StrongARM 版は製造中止となりました ***
Intrinsyc CerfBoard は、約 2 インチ四方 (訳注:正確には 2.24" x 2.73",
57mm x 69mm) のボードに載る StrongARM 1110 ベースのコンピュータです。
Ethernet コントローラ、RS232 互換シリアルポート、USB ファンクション
ポートが搭載され、背面には CompactFlash+ 用のスロットも付いています。
画像イメージは、Intrinsyc 社のサイト http://www.intrinsyc.com/ に
あります。
この文書では、Linux カーネルの Intrinsyc CerfBoard サポートについて
記述します。
現在のバージョンでサポートされているもの:
- CompactFlash+ スロット (全般設定で、PCMCIA と、必要とされるで
あろうオプションを選択してください)
- ボードに搭載されている Crystal CS8900 Ethernet コントローラ
(ネットワークデバイス設定項目欄に Cerf CS8900A サポートオプ
ションがあります)
- シリアルコンソールが動作するシリアルポート (38400 ビット/秒、
データビット 8, パリティ無し、ストップビット 1, でハードコー
ディングされています)
カーネルを Cerf に載せるためには、BOOTP と TFTP の両方を実行するサーバが
必要です。詳細な手順については、評価キットに付属するドキュメント内の、
ブートローダの使い方を説明している箇所にあると思います。次のコマンドで
十分でしょう。
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux- cerfcube_defconfig
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux- zImage
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux- modules
cp arch/arm/boot/zImage <TFTP ディレクトリ>
support@intrinsyc.com
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