JF Linux Kernel 2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/debugging-modules.txt

debugging-modules.txt

2.6.3 後のモジュールデバッグ [プレインテキスト版]


2.6.3 後のモジュールデバッグ
----------------------------

ほとんど全てのディストリビューションにおいて、カーネルは "net-pf-10" などと
いった存在しないモジュールを要求します。このような場合に "modprobe -q" が
成功するように変更することは、場あたり的であり、幾つかのセットアップを破壊
してしまいます。我々もまた、たとえば fs/char_dev.c 内の古いエイリアス用の
フォールバック・コードのために、失敗したかどうかを知りたいのです。

以前は、ログを埋め尽くすデバッグメッセージが出力されていました。このデバッグ
メッセージは、削除されました。モジュールの問題をデバッグする正しい方法は次の
ようになります。

echo '#! /bin/sh' > /tmp/modprobe
echo 'echo "$@" >> /tmp/modprobe.log' >> /tmp/modprobe
echo 'exec /sbin/modprobe "$@"' >> /tmp/modprobe
chmod a+x /tmp/modprobe
echo /tmp/modprobe > /proc/sys/kernel/modprobe

Linux カーネル 2.6 付属文書一覧へ戻る