2.6. openMosix の長所


Table 2-1. openMosix の長所

追加パッケージ不要。
ユーザアプリケーションのコード変更不要。
インストールや設定が簡単。
Red Hat ベースのシステムもしくはディストリビューションなら、 openMosix をインストールするには # rpm -Uvh openMosix*.rpm と入力する だけ。
DSM はまもなくリリース(2003 年 3 月末)。
openAFS と親和性が高い。
IA-64 も AMD-64 も移植中。
oMFS は素の MFS をより進化させた。
10 個以上のツールを備えたクラスタ・プラットフォームである。 openMosixView、openMosixWebView、openMosixApplet、RxLinux、PlumpOS、 K12LTSP、LTSP 他多数。
openMosix はユーザ自身が開発した成果である。したがって 当然ながらユーザと緊密な関係にある。
自動探索デーモンやフェイルオーバー・デーモンは、マルチキャスト メッセージを使ってユーザ空間ツールとして実装済み。
複数インタフェースを備えたホストのエイリアスに対応。
ルーティング機能対応(マルチキャストが望ましくないケース あり)。
クラスタをマスクすることでプロセスが移動するノードを 指定可能。