GETTID
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2008-04-14
Index
JM Home Page
roff page
名前
gettid - スレッドID を取得する
書式
#include <sys/types.h>
pid_t gettid(void);
説明
gettid()
は呼び出し元のスレッド ID (TID) を返す。
シングルスレッドのプロセスでは、スレッド ID は
(getpid(2)
が返すプロセス ID (PID) と等しい。
マルチスレッドのプロセスでは、全てのスレッドは同じ PID を持つが、
それぞれのスレッドは一意な TID を持つ。
さらなる詳細は、
clone(2)
の
CLONE_THREAD
についての議論を参照すること。
返り値
成功の場合、呼び出し元のプロセスのスレッドID を返す。
エラー
このコールは常に成功する。
バージョン
gettid()
システムコールは、カーネル 2.4.11 の Linux で初めて登場した。
準拠
gettid()
は Linux 固有であり、
移植を想定したプログラムでは使用すべきではない。
注意
glibc はこのシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。
syscall(2)
を使って呼び出すこと。
このシステムコールが返すスレッド ID は
POSIX スレッド ID
(pthread_self(3)
が返す曖昧な値) と同じものではない。
関連項目
clone(2),
fork(2),
getpid(2)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- バージョン
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
-
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 03:26:44 GMT, April 25, 2010