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Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2009-02-04
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名前
ilogb, ilogbf, ilogbl - 浮動小数点数の指数部を整数として取得する
書式
#include <math.h>
int ilogb(double x);
int ilogbf(float x);
int ilogbl(long double x);
-lm でリンクする。
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
ilogb():
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _ISOC99_SOURCE; or
cc -std=c99
ilogbf(),
ilogbl():
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE; or
cc -std=c99
説明
これらの関数は引き数の指数部を符号付き整数として返す。
エラーが起らなかった場合、これらの関数は、対応する
logb(3)
関数を
int
でキャストしたものと等価である。
返り値
成功すると、これらの関数は
x
の指数部を符号付き整数として返す。
x
がゼロの場合、領域エラー (domain error) が発生し、
FP_ILOGB0
が返される。
x
が NaN の場合、領域エラー (domain error) が発生し、
FP_ILOGBNAN
が返される。
x
が負の無限大か正の無限大の場合、
領域エラー (domain error) が発生し、
INT_MAX
が返される。
エラー
これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は
math_error(7)
を参照のこと。
以下のエラーが発生する可能性がある。
- 領域エラー: x が 0 か NaN
-
不正 (invalid) 浮動小数点例外
(FE_INVALID)
が上がる。
-
これらの関数は、この状況で
errno
を設定しない。
- 領域エラー: x が無限大
-
-
これらの関数は、この状況で
errno
を設定せず、例外も上げない。
準拠
C99, POSIX.1-2001.
関連項目
log(3),
logb(3),
significand(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- エラー
-
- 準拠
-
- 関連項目
-
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Time: 03:26:45 GMT, April 25, 2010