SIGNBIT
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2008-08-05
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名前
signbit - 浮動小数点実数の符号 (sign) を調べる
書式
#include <math.h>
int signbit(x);
-lm でリンクする。
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
signbit():
_XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE; or
cc -std=c99
説明
signbit()
は、あらゆる種類の浮動小数点実数に対して
適用可能な汎用的なマクロである。
x
の値の符号ビットがセットされている場合、非 0 の値を返す。
このマクロは
x < 0.0
と全く同じではない。
なぜなら、IEEE 754 の浮動小数点表現では 0 も符号を持つからである。
-0.0 < 0.0
という比較結果は偽 (false) だが、
signbit (-0.0)
は 非 0 の値を返す。
NaN と無限大には符号ビットがある。
返り値
signbit()
マクロは
x
の符号が負の場合 0 以外を返し、そうでない場合 0 を返す。
エラー
エラーは発生しない。
準拠
C99, POSIX.1-2001.
この関数は IEC 559 で定義されている
(また IEEE 754/IEEE 854 では付録で推奨関数として定義されている)。
関連項目
copysign(3)
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- 名前
-
- 書式
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- 説明
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- 返り値
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- エラー
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- 準拠
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- 関連項目
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Time: 03:26:55 GMT, April 25, 2010