STPCPY
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2009-02-04
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名前
stpcpy - 文字列をコピーし、コピーした文字列の終りへのポインタを返す
書式
#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>
char *stpcpy(char *dest, const char *src);
説明
stpcpy()
関数は、src で指された文字列を (文字列を終端する aq\0aq
を含めて) dest で指された配列にコピーする。
文字列は重複してはならず、コピー先の文字列 dest はコピーを受け取る
のに十分大きくなくてはならない。
返り値
stpcpy()
は、文字列 dest の始まりではなく
終りを指すポインタ (すなわち、文字列を終端する NULL バイト) を返す。
準拠
この関数は、C や POSIX.1 標準の一部ではなく、Unix システムの慣習的な
ものでもないが、GNU の発明というわけでもない。
ひょっとしたら MS-DOS 由来のものかもしれない。
現在では、BSD 系にも存在する。
例
例として、このプログラムは foo と bar を連結して foobar
を作るために
stpcpy()
を使用し、その後表示する。
#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>
#include <stdio.h>
int
main(void)
{
char buffer[20];
char *to = buffer;
to = stpcpy(to, "foo");
to = stpcpy(to, "bar");
printf("%s\n", buffer);
}
バグ
この関数はバッファ
dest
の範囲を行き過ぎてしまう可能性がある。
関連項目
bcopy(3),
memccpy(3),
memcpy(3),
memmove(3),
strcpy(3),
wcpcpy(3),
feature_test_macros(7)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 例
-
- バグ
-
- 関連項目
-
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Time: 03:26:56 GMT, April 25, 2010