STRSEP
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2009-01-16
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名前
strsep - 文字列からトークンを取り出す
書式
#include <string.h>
char *strsep(char **stringp, const char *delim);
glibc 向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7)
参照):
strsep():
_BSD_SOURCE
説明
*stringp が NULL の場合、
strsep()
関数は何もせずに NULL を返す。
さもなければ、文字列 stringp を
delim に含まれる文字で区切った
トークンのうち最初のものを返す。
トークンは (区切り文字を上書きすることによって) aq\0aq 文字で終端され、
*stringp は切り出されたトークンの次の位置を示すように更新される。
区切り文字が見つからない場合、*stringp 文字列全体がトークンとして
扱われ、*stringp は NULL となる。
返り値
strsep()
関数は、トークンへのポインタを返す。
つまり、元の *stringp の値を返す。
準拠
4.4BSD.
注意
strsep()
関数は、
strtok(3)
関数が空のフィールドを
扱えないために、その代替品として導入された。
しかしながら、
strtok(3)
関数は C89/C99 に準拠しており、より移植性がある。
バグ
この関数を使う時は注意すること。
もし使うなら、以下のことに注意すること。
- *
-
この関数は最初の引数を変更する。
- *
-
この関数は定数文字列には使えない。
- *
-
区切り文字が何であったか分からなくなる。
関連項目
index(3),
memchr(3),
rindex(3),
strchr(3),
strpbrk(3),
strspn(3),
strstr(3),
strtok(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 注意
-
- バグ
-
- 関連項目
-
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Time: 03:26:56 GMT, April 25, 2010