FGETWS
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 1999-07-25
Index
JM Home Page
roff page
 
名前
fgetws - ワイド文字の文字列を FILE ストリームから読み込む
 
書式
#include <wchar.h>
wchar_t *fgetws(wchar_t *ws, int n, FILE *stream);
 
説明
fgetws()
関数は
fgets(3)
に対応するワイド文字関数である。
この関数は、最大 n-1 文字のワイド文字を
ws が示すワイド文字の配列に読み込み、終端の Laq\0aq 文字を追加する。
この関数は、ワイド文字の改行文字を見つけ、これを格納すると読み込むのを止める。
この関数はストリームの終わりに達した場合も読み込みを止める。
プログラマは、ws には少なくとも n 文字のワイド文字を
格納できる領域を必ず確保していなければならない。
これらの処理をロックせずに行いたいときは、
unlocked_stdio(3)
を参照すること。
 
返り値
fgetws()
は成功すると ws を返す。
既にストリームの終わりに達しているか、エラーが起きた場合には NULL を返す。
 
準拠
C99, POSIX.1-2001.
 
注意
fgetws()
の動作は、現在のロケールの
LC_CTYPE
カテゴリに依存する。
fopen(3)
システムコールに渡す追加の情報がない場合には、
fgetws()
が実際にはマルチバイトシーケンスをストリームから読み込み、
これをワイド文字に変換すると期待することは適切である。
この関数は信頼できない。なぜなら、入力に含まれるかもしれない
ナルワイド文字を適切に処理することができないからである。
 
関連項目
fgetwc(3),
unlocked_stdio(3)
 Index
- 名前
- 
- 書式
- 
- 説明
- 
- 返り値
- 
- 準拠
- 
- 注意
- 
- 関連項目
- 
This document was created by
man2html,
using the manual pages.
Time: 03:26:41 GMT, April 25, 2010