who
Section: User Commands  (1)
Updated: 18 June 2002
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名前
who - だれがいまログオンしているか表示する
 
書式
who
[-abdilmpqrstuwHT] [--all] [--boot] [--count] [--dead]
[--heading] [--idle] [--login] [--lookup]
[--message] [--mesg] [--process] [--runlevel] [--short]
[--time] [--users] [--writable] [am i]
[file]
who [--help] [--version]
 
名前
オプション以外の引数を与えずに実行すると、
who
は現在ログオンしているユーザそれぞれに対して以下の情報を表示する。
- 
ログイン名
使っている端末
ログインした時刻
リモートのホスト名または X のディスプレイの名前
 
オプション以外の引数を 1 つ与えた場合、
who
はユーザのログイン情報を記録したファイルとして、
/var/run/utmp
の代わりに引数で与えられた名前のファイルを参照する。
以前にログインしていたユーザについて知りたい場合には、
/var/run/wtmp
を
who
の引数として与えることが良く行われる。
オプション以外の引数を 2 つ与えた場合、
who
は
who
を起動したユーザ (標準入力から決定される) についての情報だけを表示する。
このとき名前の前にホスト名が置かれる。
普通は 2 つの引数には、`am i' が使われる。
 
オプション
- -a, --all
- 
`who -b -d --login -p -r -t -u' と同じ。
- -b, --boot
- 
最後にシステムがブートした時刻のみを表示する。
- -d, --dead
- 
死んだプロセスを表示する。
そのプロセスの終了コードなどの EXIT フィールドを追加で表示する。
- -i, -u, --idle
- 
ログインした時刻のあとに、
ユーザが最後に端末操作を行なってからの時間・分 (idle-time) が表示される。
`.' はユーザが 1 分以内に端末操作を行なったことを示す。
`old' はユーザが 24 時間以上何の端末操作も行なっていないことを示す。
- --login
- 
ログインしているプロセスのみを表示する。
- -l, --lookup
- 
それぞれのユーザーのホスト名の解決に DNS を使う。
- -m
- 
`who am i' と入力するのと同じ。
- -p, --process
- 
init によって生成されたプロセスのみを表示する。
- -q, --count
- 
ログインしているユーザの名前と人数のみを表示する。
他のオプションは無効になる。
- -r, --runlevel
- 
現在のランレベルのみを表示する。
- -s, --short
- 
NAME, LINE, TIME カラムのみを表示する (これがデフォルトである)。
- -t, --time
- 
システムクロックが最後に変更された時刻を表示する。
- -u, --users
- 
現在ログインしているユーザと IDLE フィールドを表示する。
- -w, -T, --mesg, --message, --writable
- 
ログイン名の後に、
そのユーザのメッセージ状態を表す文字を付け加える:
- 
- +
- 
write(1)
によるメッセージを受付ける。
- -
- 
write(1)
によるメッセージを受付けない。
- ?
- 
端末のデバイスが見付からない。
 
 
- -H, --heading
- 
表示の先頭に項目名を記述した行を挿入する。
- --help
- 
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- --version
- 
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。
ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa
<ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。
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- 名前
- 
- 書式
- 
- 名前
- 
- オプション
- 
- 注意
- 
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Time: 03:27:14 GMT, April 25, 2010