ここではx86 Linuxのクライアントの設定メニューを説明します。 これらは、他のOSにもだいたいあてはまるでしょう。また、クライアントのバー ジョンがことなると、番号と設定項目が合わない場合があります。 クライアントの設定(適宜更新)
(設定メニューを表示させるには、dnetc -configと実行してください)distributed.net client configuration:(v2.8010-463-CTR-00071321 for Linux)
- 1) General Client Options
- 1) Your E-mail address (distributed.net ID)==>
このメールアドレスは、 stats で参加者を識別するために使います。 もし鍵を発見した場合、このメールアドレスに報告が送られます。 JLUGチームに参加する場合は、"rc5@linux.or.jp"を指定すると、直ち にJLUGチームに参加できます。また、自分のメールアドレスを指定した 場合は、自分のメールアドレスを、 JLUGチームに登録して下さい。
- 2) Buffer and Buffer Update Options
- 6) Keyserver<->client connectivity options
ネットワーク環境に応じたクライアントプログラムの設定を行います。 FireWallによって、クライアントプログラムが鍵の送受信を行うこと が出来ない場合などに有効です。
- 8) Remote buffer directory ==>
クライアントプログラムが置かれている以外のディレクトリで、 buff-in.rc5とbuff-out.rc5を置くディレクトリを指定します。 クライアントプログラムのあるディレクトリのbuff-in.rc5に 解読する鍵のpacketが不足した場合に、クライアントプログラムは ここで設定したディレクトリにアクセスし、buff-in.rc5,buff-out.rc5 の更新を行います。もし、NFSやSAMBAのディスクにあるディレクト リを指定すると、解読済の鍵を1つのディレクトリに集めることができ、 鍵の送受信の作業が大変楽になります。
- 9) Load-work precedence ==> DES,CSC,OGR,RC5
参加するプロジェクトを指定します。例えば、RC5だけに参加する 場合は、
Load-work precedence ==> DES=0,CSC=0,OGR=0,RC5と指定します。
- 10) Preferred packet size (2^X keys/packet) ==>
buff-in.rc5,buff-out.rc5の一つのバッファに格納する、鍵の個数(ブ ロック数)を決定します。クライアントプログラムは、1度に buff-in.rc5から124byteのバッファを読み込んで、解読作業を行いま す。この124byteのバッファには、2^28個(1ブロック)から2^33個 (32ブロック)までの鍵(ブロック)を格納することができます。1つのバッ ファに格納する鍵(ブロック)数を多くすると、鍵の送受信の時間を短 くすることができます。
- 11) Fetch:flush threshold ==>
- .....
- 3) Performance related options
CPUの種類や数、クライアントプログラム実行時の優先度を指定しま す。(ほとんど変更する必要はありません)
- 4) Logging Options
クライアントプログラムが鍵を解読する過程を、ログファイルに 記録します。
- 9) Discard settings and exit
いま行った設定を保存せずにメニューを抜けます。
- 0) Save settings and exit
設定を保存してメニューを抜けます。
ネットワーク環境に合わせたクライアントの設定。
2) Buffer and Buffer Update Options の下の 6) Keyserver<->client connectivity optionsにおける、ネットワーク環境別クライアントの設定例です。
- FireWallがある場合
- 4を選択します。
distributed.net client configuration: Keyserver<->client connectivity options -------------------------------------------------------------------------- 1) Network Timeout (seconds) ==> 60 (default) 2) Automatically select a distributed.net keyserver? ==> yes 3) Keyserver port ==> 4) Firewall/proxy protocol ==> none/transparent/mapped 5) Use HTTP encapsulation even if not using an HTTP proxy? ==> no 6) Always use UUEncoding? ==> no 7) Dialup-link detection ==> Normal mode 8) Use scripts to initiate/hangup dialup connections? ==> no 0) Return to Buffer and Buffer Update Options Choice --> 4- 1) HTTPを選択します。
Firewall/proxy protocol: This field determines what protocol to use when communicating via a SOCKS or HTTP proxy. 0) none/transparent/mapped 1) HTTP 2) SOCKS4 3) SOCKS5 Default Setting: 0 Current Setting: 0 New Setting --> 1- 次に現れる画面で、proxyサーバのIPアドレス、またはhostnameを入力しま す。
5) Firewall hostname ==> proxy.xxx.xxx.ne.jp- proxyでportの設定、また、ユーザ名、パスワードの入力が必要な場合は、 5)を入力した次の画面で設定をしてください。
6) Firewall port ==> 8080 7) Firewall username ==> name 8) Firewall password ==> passwd