例えば、お使いのラップトップにビルトイン形式のポインティングデバイス
が付属しているような場合、シリアルマウスをセカンドデバイスとして
使いたいと思うかもしれません。ビルトイン形式のデバイスには、たいてい
PS/2 プロトコルが使われているので、使いたくなければ無視することが
可能です。それには、gpm や X が /dev/ttyS0
(もしくは、
環境に合わせた適切なデバイスファイル) を使うように設定するだけです。
両方のポインティングデバイスを同時に使うには、gpm -M
を使って、
それらのデバイスをエキスポートし直してください。設定の詳細については、
gpm のマニュアルページをご覧ください。また、XFree 3.3.1 以降では、
XInput メカニズムを使ったマルチ入力デバイスの設定が可能になっています。
XF86Config
で自動生成されるファイルに、それについての必要な情報が
記載されているはずです。