16.1. ブリッジと iptables の状況

Linux 2.4.20 では、ブリッジと iptables は何もしないと お互いを「見る」ことができません。 ブリッジのパケットが eth0 から eth1 に向かうとき、 そのパケットは iptables を経由しないのです。 つまりフィルタリング、NAT、修正 (mangling) などは行えません。 Linux 2.5.45 以降では、この点は修正されています。

あるいはまた別のプロジェクトである 'ebtables' が紹介されているのを 見かけた人もいるかもしれません。 これは MACNAT とか「ブルーティング」などの荒業ができます。 非常におそろしいものです。