2. DHCP プロトコル

DHCP とは Dynamic Host Configuration Protocol のことです。 これはホスト (動作中のクライアント) に与えられるネットワークのパラメータを、サーバを利用して動的に制御するために用いられます。 DHCP は BOOTP に対して後方互換 (backward compatible) です。 より詳しい情報は RFC 2131 (以前は RFC 1541 でした) などを見てください。

訳注: RFC の国内ミラーサイトとしては、

があります。

http://web.syr.edu/~jmwobus/comfaqs/dhcp.faq.html も参考になるでしょう。

この mini-HOWTO は DHCP 「サーバ」デーモンと DHCP 「クライアント」デーモンの両方を扱います。多くの人が必要としているのはクライアントデーモンでしょう。これはワークステーションがリモートサーバからネットワークの情報を取得するために用いられます。サーバデーモンはシステム管理者がネットワークの情報をクライアントに配布するために用いられます。ですから、普通のユーザが必要としているのは「クライアント」デーモンのはずです。