Questions prepended with a date indicate a time sensitive question (a question that relates to a temporary situation). If you see one of these questions and know that the temporary situation has changed, please contact me and let me know so I can remove the question from the mini-HOWTO.
日付のついている質問は、日付の時点でのみ存在する問題です(一時的な状況に関する質問)。このような質問を見て、状況が変化していることを知った場合は、私に 連絡 をください。そうして頂けば私は質問を mini-HOWTO から削除します。
~/.jigdo-lite ファイル (マイクロソフトウィンドウズ版を使用している場合は jigdo-lite-settings.txt を) テキストエディタで開き、 "wgetOpts" で始まっている行を探します。見つかったら以下の内容をその行に追加します―
-e ftp_proxy=http://LOCAL-PROXY:PORT/ -e http_proxy=http://LOCAL-PROXY:PORT/ --proxy-user=USER --proxy-passwd=PASSWORD |
いうまでもなく proxy サーバを指定する部分は正確に記述してください。下の2行は proxy サーバがパスワード認証を要求する場合に追加してください。上記の項目は wgetOpts 行の最後尾の ' の前に追加します。改行せずに一行で記述してください。
Linux を使っている場合は、代替手段として、環境変数 ftp_proxy と http_proxy を /etc/environment や ~/.bashrc 内に記述することもできます。
むろん「そんなはずはない」、しかしいろいろな理由により巨大な ".iso.tmp" ファイルが生成されているのに jigdo-lite がエラーになっているという状態に陥ってしまい、再ダウンロードを促すメッセージが繰り返されます。この状態に対する対処は数通り考えられます―
単純に 改行キー を押してダウンロードを再開する。タイムアウトなど一時的なエラーによりダウンロードできなかったファイルもあるでしょう。再試行により失敗したファイルを全てダウンロードできるでしょう。
接続先のミラーサーバを変更してみる。Debian のミラーサーバには若干同期が遅れるものもあります。最初に指定したミラーサーバでは削除されていたものが別のミラーであれば残っているかもしれません、あるいはまだ手元のミラーサーバには存在しないファイルが既にアップデート済みかもしれません。
イメージファイルの取りこぼした部分を手に入れるには rsync を使います。手始めにダウンロード中だったイメージの正確な rsync URL を調べます― stable もしくは testing イメージへのrsync 経由のアクセスを提供しているサーバを選択して、次に正確なパスとファイル名を調査します。 ディレクトリの一覧を手に入れるには、rsync rsync://cdimage.debian.org/debian-cd/ のようなコマンドを使います。
次に拡張子 ".tmp" を jigdo-lite が作成した一時ファイルから rename を使って取り除き、リモートファイルの URL とローカルファイル名を引数として rsync コマンドを入力します― rsync rsync://server.org/path/binary-i386-1.iso binary-i386-1.iso。 rsync コマンド入力時にオプション --verbose と --progress を指定すると進行状況が表示され、 --block-size=8192 を指定すると処理が速くなります
上記の手段が全て失敗してしまうのであれば、ダウンロードファイルは存在しているはずです。Linux を使っているのであれば .tmp ファイルをループマウントしてダウンロード済みのパッケージにアクセスし、新しい jigdo ファイルからイメージを生成するのに再利用できます。(such as the latest daily testing snapshot if your failed download was also a testing snapshot ) これを行うには、まずダウンロードを失敗したファイルのあるディレクトリで root として次のコマンドを入力します― mkdir mnt; mount -t iso9660 -o loop *.tmp mnt 続いて異なるディレクトリでダウンロードを開始し、"Files to scan" プロンプトが表示されたら、マウント済みディレクトリへのパスを入力します。
非英語圏の LDP 編集者にこの HOWTO の翻訳版を提出するのにずっと苦労しています。
ドイツ語版 LDP 編集者の Marco Budde <Budde@tu-harburg.de> はドイツ語訳が Docbook 形式であり LinuxDoc でないからという理由で拒否しています。Docbook が LDP 向けの SGML 言語として推奨されているにも関わらず、です。
ポルトガル語版 LDP 編集者の Alfredo Carvalho <ajpc@poli.org> は私が提出するポルトガル語訳を完全に無視し続けています。
LDP 文書をドイツ語とポルトガル語に追加することに賛同していただけるのであれば、編集者達に手紙を書き、翻訳された文書をより責任を持って受け入れるように要請することを、強くお願いします。目下のところ上記 2 言語の訳は、私の個人ウェブサイト http://www.dirac.org/linux/debian/jigdo からダウンロード可能です。
FTP サーバの代わりに HTTP を使えばダウンロードの速度は速くなります― FTP は小さなファイルを数多くダウンロードするのに適したプロトコルとはいえません。更に wget を最新のバージョンにアップグレードすると、継続的な HTTP 接続をサポートしているのでスピードの若干の上乗せが期待できます。
残念なことに継続的な HTTP 接続をもってしてもダウンロードの速度は単体の ISO ファイルをダウンロードする速度には及びません。ISO ファイル単体のダウンロードに匹敵するような速度が可能なのは、HTTP パイプライン手法のみです― jigdo の GUI アプリケーションが HTTP パイプライン手法をサポートする予定です。
ダウンロード処理が中断したときにすべきことは、jigdo-lite を再実行して、入力要求に対しては全部 <ENTER> を押すだけです。jigdo-lite は処理を中断した時点から再開します。
ダウンロードした .jigdo ファイルが壊れていることはありえます。非常に稀なことですが、ターゲットが Debian のテスト版や不安定版のように安定していない場合には時々起こりえます。
.jigdo ファイルが壊れているのに気付いたなら(修復済みの .jigdo ファイルが公開された時点で)、新しいものを手に入れる必要がありますが、ISO データ全てを再ダウンロードする必要はありません。
私達が ISO イメージをアップデートする際に使ったのと同じ loopback デバイスをマウントする手法を使えます。異なる点は、作業開始時点で完全な .iso ファイルが存在しないことですが、.iso.tmp ファイルも ISO イメージであり、そのファイルを使うことで、.jigdo ファイルが破損していたために jigdo-file が異常終了したときでも、初めからやり直すことなくダウンロードを完了可能です。単純に .iso.tmp ファイルを /mnt に loopback デバイスとしてマウントし、修正済みの .jigdo ファイルを指定して jigdo-lite を再実行し、/mnt をスキャンするように指定してください。.iso.tmp ファイルを削除するか名前を変えておくのを忘れないでください、そうしておけば jigdo-lite が新しい .iso.tmp ファイルを生成しようとしたときに障害になりません。
もちろんです。手順は CD 用のイメージを作成するときと同じです。唯一異なるのは、.jigdo ファイルと .template ファイルをダウンロードするときに DVD 用のものをダウンロードする点です。DVD 用の .jigdo ファイルと .template ファイルは 次のサイトで見つけられます。 http://www.debian.org/CD/jigdo-cd/
DVD サイズのファイルを生成するには Linux 2.4 以降が必要なことに注意してください。Windows 環境では DVD サイズのファイルは mingw gcc ポートの C++ ライブラリが大容量のファイルをまだサポートしていないため生成できません。
Gordon Huff と David Anselmi が試してみてくれました。答えは「できます」です。更に Gordon が、そもそもなぜこのようなことをする羽目になるのかを教えてくれました、彼の言葉を記します―
友達に Windows98 で「高速な」ケーブル接続を使える人がいます。朝、彼の家を訪ねて、jigdo を起動し(実際には2個以上)、その後店に行ってキウイの木を束ね、クリスマスの灯りとツリーを取り出して、ツリーを飾り、ピザを注文して分け合い、衛星放送を堪能します。
その後、CDRW に焼いた iso.tmp ファイルをもって家に帰ります。家に着いたら、もって帰った iso ファイルを使って 自宅の dial-up 環境では最後までできなかったアップデートを行います。
jigdo は正常に動作しています― .iso.tmp は実際に作られるサイズで最初に生成され、中身は最初の時点ではゼロバイトで埋められています。データダウンロード時に .iso.tmp ファイルの各部分がダウンロードデータで埋められます。
jigdo 実行時には進行状況が「 Found X of the Y files required by the template 」という形のメッセージで逐次表示されます。「 Y 」の値は減っていき、ゼロになった時点でダウンロード完了です。
既にお気付きのことと思いますが、MS Windows 上で利用する場合には jigdo-lite がダウンロードしたファイルで読み込みできないものがあり、それで「そのようなファイルやディレクトリがありません」というエラーメッセージが出力されます。
この現象は jigdo が処理するファイル名が一定の長さを超えた場合におこるように思えます。解決するには、ディレクトリ階層内で、半分まで終了したダウンロードを、各ドライブのトップディレクトリに近い方へ移動します。
Potato または Woody を使っている場合― Potato と Woody (r0 及び r1) に付属の jigdo-lite では Sarge や Sid のイメージはダウンロードできません。Sarge に付属する 0.6.8 や Sid に付属する 0.6.9 ならダウンロード可能です。またバグフィックス版のjigdo-file (0.6.5) が Woody r2 用に提出されており、r2 公開時に入手できるものと期待しています。しかしバグフィックスの状況や性能の問題から Sid に付属する 0.6.9 の使用を強くお勧めします。
Sarge または Sid を利用しているのであれば、もっと情報が必要でしょう。debian-cd メーリングリストのアーカイブを検索してください、それでも問題が解決しなければ、メーリングリストに助けを求める投稿をしましょう (Section 7.4)。
jigdo-lite は wget を使用しており、また wget の 出力はかなり大量になる可能性もあります。もしこれを避けたければ、~/.jigdo-lite ファイルの中の wgetOpts に --non-verbose を追加することで wget の出力を抑制できます。メッセージを全く出力しないようにするには wgetOpts に --quiet を指定します。
もちろん使えます。Microsoft Windows や 古い SunOS 、HP-UX 及び IRIX 環境で Potato または Woody のイメージを生成するのであれば jigdo-easy を利用できます。Section 7.1 と Section 7.4 を参照してください。
Potato, Woody, Sarge または Sid を Microsoft Windows 環境でダウンロードするのであれば、jigdo-lite が移植済みであり、jigdo のメインサイトからダウンロード可能です (Section 7.4) 。