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11. SPARC プラットホームでフレームバッファデバイスを使う

11.1 フレームバッファデバイスでどんなグラフィックカードが動きますか

このリストは利用できるグラフィックカードです。

ディスプレイまたはシリアルコンソールに文字を出力するため PROM を使うオ プションがあります。

また http://c3-a.snvl1.sfba.home.com/Framebuffer.html で、Sparc Frame Buffer FAQ を見てください。

11.2 フレームバッファデバイスを設定する

make config で、promcon と(または) fbcon をコンパイルするか どうかを選択しなければいけません。両方を選択できますが、そうするなら、 デバイスを選択するためカーネルフラッグを設定しなければいけません。設定 していないと、通常は、fbcon が優先されます。promcon が選択されて いないと、起動時に、 dummycon がデフォルトになります。 promcon が選択されると、これをデバイスに使います。一度起動されて しまうと、fbcon が組み込まれ、カーネルはフレームバッファを探り、 fbcon を使います。フレームバッファデバイスがないと、 promcon をデフォルトにします。

カーネルオプションです。

video=sbus:options
        where options is a comma separated list:
        nomargins  sets margins to 0,0
        margins=12x24   sets margins to 12,24 (default is computed from resolution)
        off     don't probe for any SBus/UPA framebuffers
        font=SUN12x22   use a specific font

たとえば、

 video=sbus:nomargins,font=SUN12x22
で起動する と、96x40 のテキスト解像度で素早くテキストコンソールを与え、Solaris コ ンソールによく似ていますが、色と仮想ターミナルはインテルプラットホーム に似ています。

SUN12x22 フォントを使いたいなら、make config (fontwidth != 8 option が無効になっている)で、これを有効にしなければいけません。高速化 されたフレームバッファは 1 から 16 ピクセルの間でフォント幅をサポート できますが、dumb frame buffers は4、 8、12 と 16 ピクセルフォント幅を サポートするだけです。

最新のコンソールツールパッケージを入手しなければいけません。


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