2. ハードディスクのシステムへの接続

最近のシステムではハードディスクコントローラに EIDE デバイスを 4 台まで接続できます。だから他の EIDE デバイスがあってもハードディスクをさらに 2 台接続するのはなにも問題はないでしょう。 ハードディスクと CD-ROM ドライブが代表的な EIDE デバイスです。フロッピードライブとテープドライブは たいていハードディスクコントローラではなくてフロッピードライブコントローラに接続されています。

SCSI アダプタはさらにゆとりがあって 7 台まで 接続できます。運良く(お金もあって)既に SCSI アダプタを 持っているならこのことは周知のことでしょうしそこにどんなSCSI デバイスが接続しているかもご存じのはずです。でももっと詳しく知りたいときは SCSI How-To を参照してください。

旧式のシステムのハードディスクコントローラにはデバイスが 2 台しか接続 できませんがそれでもハードディスクだけなら 2 台同時に接続できるわけです。 もしハードディスクに加えてたとえば CD-ROM ドライブが接続してあれば元の HD と 新しい HD を同時に接続するためには CD-ROM ドライブを取り外さねばならないと 言うことになります。

ハードディスクについてはジャンパスイッチを操作してマスタースレーブの設定をする必要があります。設定方法はたいていハードディスクに 書いてありますがそこになければマニュアルを見るかメーカーに問い合わせてください。

次に BIOS に入ってハードディスクを認識させ ジオメトリ を設定します。普通 BIOS 設定プログラムに入るには システムの立上げの時に特定のキーを押します。以下に BIOS 設定プログラム に入る方法を示します -

Acer notebooks

起動時の自己診断 (Power-On Self-Test:POST) 時に F2 キーを押す。

American Megatrends (AMI)

POST 時に Del キーを押す。

Award

Del、または Ctrl-Alt-Esc

Compaq

起動して画面右隅に四角形が出てから F10 キーを押す。

Dell

Ctrl-Alt-Enter

DTK

POST 時 Esc キー

Hewlett-Packard Pavilion

HP のブルーのスプラッシュ画面が表示中に F1 キーを押す。

IBM Aptiva 535

起動して画面右隅に四角形と波線が表示されているときに F1 キーを押す。 [1]

IBM PS/2

Ctrl-Alt-Del を押して画面右隅にカーソルが出てきたら Ctrl-Alt-Ins を押す。

Mr. BIOS

POST 時 Ctrl-Alt-S キー

Packard Bell

2、3 のモデルでは POST 時に F1 キーまたは F2 キーを押す。

Phoenix

Ctrl-Alt-EscCtrl-Alt-S または Ctrl-Alt-Enter

旧式のシステムの多くはインストールディスクかリファレンスディスクが要ります。

これ以外にも付け加えた方が良いと思われる BIOS があれば連絡してください。

システムをリブートして root でログインします。su コマンドで root になるときは su - のようにハイフンのオプションをつけます。

Notes

[1]

他の Aptiva モデルでも同じなのかどうかはわかりません。